絶景ポイント多数!幻想的な霧氷が見られる「函館七飯スノーパーク」

2021年04月08日(木)
道南・大沼国定公園の隣に位置する「函館七飯スノーパーク」は、山や水、森が織り成す眺望を満喫できるスキーリゾートです。快適に滑れるロングランコースや山頂で見ることができる煌めく霧氷など、たくさんの魅力にあふれています。ゲレンデ情報や交通アクセス、周辺の宿情報など、人気の秘密を紹介しましょう。

雄大な景色が自慢!函館七飯スノーパーク

スノーボードをする女性
函館七飯スノーパークは、七飯の文字からの語呂合わせで「7e」のロゴマークで親しまれているスキー場です。山頂からは、駒ヶ岳の雄姿や湖沼も拝め、雄大で清々しい景色が楽しめます。バラエティに富んだ地形のゲレンデや、パウダースノーでのロングライドも好評です。快適な乗り心地の6人乗りゴンドラ「函館七飯ゴンドラ」も自慢の1つです。高速リフトはフード付きで4人乗りと、便利でストレスなく乗れるのも嬉しい点です。

リフト
スキーヤーとスノーボーダーは半々くらいの割合で、初級コースが全体の約半分、その他は中級2本と上級1本です。各コースの特徴を見てみましょう。

初心者から楽しめるワイドなコース取り

ワイドなコース
函館七飯スノーパークは、45ヘクタールのコース面積に8本のバラエティに富んだスキーコースが配置され、初心者でも安心して楽しめるワイドな緩斜面が広がっています。中腹~山麓にかけて4本の初級コースがあり、広めのコースなので余裕をもって滑走できるでしょう。「小沼」「大沼」コースは、第1ペアリフトを挟み平行して走っており、どちらも平均斜度6度です。「からまつ」コースは2,000メートルの林間コース、もう1つは幅広いゲレンデの「ファミリー」コースになっています。その他、中腹~山頂までは初級コースが1本と中級2本、上級1本という構成です。

レンタルやスクール、設備も充実「函館七飯スノーパーク」

スキーをする子ども
函館七飯スノーパークの魅力は「初心者から上級者が楽しめるゲレンデ構成」だけではありません。まだまだある魅力的なポイントを紹介していきます。

北海道ならではの絶景や自然の中を滑走

スキーを楽しむ人々
3,319メートルの日本最長級のゴンドラで山頂へ行くと、雄大な駒ヶ岳をはじめ、大沼などの水面や雪の白と緑のコントラストが美しい森林が一望できます。また、山頂にはキラキラと輝く、幻想的な霧氷の世界が広がります。「PEAK CAFE」沿いに、初心者も滑れる「しらかば」コースがあり、上級者でなくても、霧氷に囲まれたコースを快適に滑れるのは魅力的です。

大満足の4,000メートルロングクルージング

山頂から複数のコースを経由して山麓まで滑ると、4,000メートルの長距離滑走になります。ここまで紹介した初級コースの他に、山頂~中腹には非圧雪の最大斜度24度の上級向け「とどまつ」コースや中級者が楽しめる「チャンピオン」「チャレンジ」コースがあります。チャンピオンコースは800メートルと最短コースですが、非圧雪で地形を楽しむのに最適な穴場的なコースです。チャレンジコースは、平均斜度12度で2,000メートルあり、コブが少なく整備されたパウダースノーのなか、軽快な滑りを楽しめるでしょう。

安全安心のキッズパークとキッズルーム

子ども連れの方向けに、山麓付近に「キッズパーク」があり、ソリやミニスキーで遊べます。スキーヤーやスノーボーダーとぶつかる心配のない専用スペースで、子供が安心して遊べる場所です。また遊び疲れたら、センターハウス内の「キッズルーム」を利用しましょう。保護者同伴で無料で利用できます。なおセンターハウスは、スキー場運営の中心的な役割を担い、チケット売場やレンタルの他、売店・更衣室・ロッカーなどが完備された場所です。

旅行者に嬉しい充実レンタルとスクール

レンタルコーナーは、センターハウス1階にあります。スキーやボードセット、ウェア付きセットから、ブーツなど個別でのレンタルも可能です。また、何も待たずにスキーに行ける「手ぶらでパック」があります。リフト券とウェアとスキーorスノーボードがフルセットになったサービスです。ゴーグルや手袋などは含まれませんが、小物類はショップで購入できます。「手ぶらでパック」の利用は、前日までの予約制なので注意してください。

スクールは3校あり、「レッツスキースクール」はスキーのみですが、他2校はスノボのレッスンも開講しています。一般クラスのほかに、プライベートやグループレッスンがあり、最短1時間、最長2日間などスケジュールに合わせて受講可能です。

ゲレンデ内にある3軒の食事処を確認しておこう

ラーメン
スキー場に行く時の楽しみの一つといえば、食事です。函館七飯スノーパークには、嬉しいことに特色の違う食事場所が3軒あります。それぞれのメニューを見ていきましょう。

ゲレンデ内に食事ができる施設が3つ

PEAK CAFE
眺めも最高な山頂カフェ「PEAK CAFE」はガラス張りのお洒落な飲食施設です。ハンバーグやパスタなどの温かい洋食をはじめ、各種ワインも揃っています。山麓・第1ペアリフト乗場横にある「レストラン駒」の中華料理もおすすめです。週替わりの「豆腐とホタテのピリ辛煮」などの本格中華定食やあんかけ焼きそば、エビチリなど、おいしい中華で空腹を満たしましょう。

山麓のゴンドラ乗場向かいには、麺類専門店「山麓Cafe」があります。スキー場の定番、ラーメンやうどん類のほか、カツカレーも人気です。その他、センターハウスにはレストランはありませんが、休憩用の椅子・テーブルが設置されているので、少し休憩したいときに便利です。

函館七飯スノーパークへの交通アクセス

大沼公園駅周辺を走る電車
函館七飯スノーパークは立地も便利な場所にあり、さほど苦労せずに行けるスキー場です。車と公共交通期間それぞれでのアクセス方法を紹介します。

車でのアクセス

函館市内から行く場合、国道5号を七飯町まで走り道道338号・43号にアクセスして走ること、約1時間でスキー場に到着します。「大沼公園I.C」からは、国道5号を函館方面に走り道道43号を利用し、約15分で到着します。駐車場はゲレンデの目の前にあり、2,000台収容可能、24時間開放で無料です。

公共交通機関でのアクセス

北海道新幹線で、函館方面にも首都圏から新幹線で楽に行けます。北海道新幹線「新函館北斗駅」で下車し、スキー場までのシャトルバスに乗り約25分です。「函館駅」からは特急北斗かスーパー北斗で「大沼公園駅」、もしくはJR函館本線で「大沼駅」まで向かいます。それぞれの駅からスキー場までシャトルバスがあり、ともに函館駅から1時間弱の所要時間です。

「札幌駅」からは、上りの特急北斗かスーパー北斗使用で「大沼公園駅」に向かい、その後はシャトルバスを利用しましょう。所要時間は約4時間です。

函館七飯スノーパーク周辺の宿泊施設

温泉
函館七飯スノーパークは大沼国定公園にもほど近く、観光場所もたくさんあるエリアです。そのため、さまざまな宿泊施設がありますが、ホテルとこぢんまりした宿を2軒紹介します。

函館大沼プリンスホテル

「函館大沼プリンスホテル」は、西武グループが経営するホテルで定評があります。客室はスイートからモデレートツインまで約300室あり、どの部屋も快適に過ごせるように設計されています。メインのダイニングルームでは、海の幸や山の幸をふんだんに使ったコースやアラカルトなど、一流ホテルのシェフが腕をふるった料理を楽しむことができます。「寿司ダイニング」も新設され、新鮮な魚を使った寿司コースが堪能できますよ。

温泉は神経痛、筋肉痛、冷え性などに効果がある単純温泉で、露天風呂もあります。

スキー場からは車で20分ほどですが、ホテルからスキー場への無料のサービスバスも運行しています。所要時間は23分程度です。

函館大沼プリンスホテル
住所:北海道亀田郡七飯町西大沼温泉

ペンション風

「ペンション風」は、大沼国定公園内の湖畔にある、洋館スタイルのペンションです。部屋はヨーロッパの山小屋のような雰囲気があり、冬には窓の外に白銀の世界が広がります。2~4人用の全8室で、アットホームな雰囲気が魅力です。静かで落ち着くので、夜はぐっすり眠れるでしょう。

食事は、北海道の食材をオリジナルに仕上げた「和洋折衷」の料理が自慢です。米や野菜は宿経営の農場で作られており、丹精こめて作られた料理は安心していただけます。

立地はスキー場から車で10分、相談次第で送迎もお願いすることが可能です。

ペンション風
住所:北海道亀田郡七飯町大沼町215

函館七飯スノーパークの大パノラマゲレンデでスキーを満喫

函館スノーパークのゴンドラ
初心者から滑り慣れた上級者まで楽しめる函館七飯スノーパークは、設備や食事処もとても充実しています。はるか彼方のパノラマビューや美しく輝く霧氷などの絶景の中でスキーやスノーボードを楽しんだあとは、北海道ならではの美味しい食材を使った料理を味わってみてください。この冬、北海道観光や函館観光とあわせて、函館七飯スノーパークに出かけてみませんか?

「函館七飯スノーパーク」が気になる方はこちら!

※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。

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