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コースのレベルもバランスが良い「安平山スキー場」
安平山スキー場は、北海道安平町にある標高50~150メートルのコンパクトなスキー場です。町営のスキー場なのでリフト代が安く、リーズナブルに滑走が楽しめます。
また、駐車場とソリコースは無料で利用できるため、コスパが良いスキー場です。
ユーザー比率はファミリーや地元民が圧倒的ですが、リーズナブルな点以外にどんな魅力があるのでしょうか。まずはコースの種類や特徴など、ゲレンデの基本スペックから人気のポイントを探っていきます。
子供も上級者も満足のコースレイアウト
安平山スキー場のスキーコースは「初級コース」「中級コース」「上級コース」「林間コース」の全4種類です。
コンパクトなゲレンデですが、幅広いレベルの人が楽しめるバランスの良いコースレイアウトとなっています。
林間コースは初心者向きで、滑走するのが精一杯という人でもチャレンジ可能です。また、上級コースもキツめの中斜面といった感覚なので、スキーに慣れている人であれば気軽に滑走が楽しめるでしょう。
なお、スキーだけでなくスノーボードも全面滑走可能となっています。スキーコースのほかに無料のソリコースも完備しているので、小さなお子さま連れのファミリーでも安心です。
コンパクトだけど設備充実「安平山スキー場」
ここからは、安平山スキー場ならではの魅力に迫りましょう。北海道の他のスキー場と比べて、どんなところに魅力があるのでしょうか。
子供連れや初心者も安心の緩斜面
安平山スキー場のゲレンデは、なだらかな緩斜面がメインです。そのため初級・中級者も滑りやすく、子供や初心者のスキー・スノーボードデビューにもぴったりといえます。
北海道の大自然を展望しながらの滑走
安平山は標高160メートルほどの低山ですが、山頂からの景色は格別です。夕張岳や日高山脈、樽前山など、白く染まった美しい山々を眺めながら、ゆったりとスキー・スノーボードが楽しめます。
また、ナイターも21時まで営業しているので、幻想的なゲレンデの雰囲気を楽しみたい人はぜひ利用してみてください。
嬉しい道具レンタル
安平山スキー場にはレンタルサービスも用意されています。
スキー3点セットやスノーボード3点セットはもちろん、板やブーツ、ストックの単品レンタル、子供向けのソリレンタルまで、充実のメニューです。レンタルサービスは無料休憩所にて利用できます。
ウェアやゴーグル・手袋・帽子など、小物レンタルの用意はないので、必要な人は事前に準備しておくようにしましょう。
子供用のソリコースやボブスレーコース
安平山スキー場では、子供用のソリコースやボブスレーコースも完備しています。小さなお子さま連れのファミリーでものびのび楽しめる環境といえるでしょう。
また、リフト一般日中券1枚と小学生以下の日中券1枚がセットになった「親子セット」も販売されているので、親子でお得に楽しみたい人はぜひ検討してみてください。
安平山スキー場へのアクセス方法
当日スムーズにスキーやスノーボードを楽しむために、安平山スキー場へのアクセス方法を事前にチェックしておきましょう。ここでは、車でのアクセスと公共交通機関でのアクセスを紹介します。
車でのアクセス
車を利用する場合、道東自動車道の追分ICから約5分の好アクセスです。札幌からは約1時間、苫小牧市からは約40分となります。追分ICから国道234号を苫小牧・追分市街方面に向かって進みましょう。
新千歳空港からも25分ほどで到着できます。観光帰りにスキーやスノーボードを楽しみたい人にもおすすめのスキー場です。
公共交通機関でのアクセス
公共交通機関を利用する場合、安平山スキー場の最寄り駅はJR石勝線の追分駅となります。追分駅からスキー場までは車で約5分です。
新千歳空港から追分駅へ向かうには、JR快速エアポートで南千歳駅まで行き、JR石勝線に乗り換えて、約20分となります。
札幌駅からは時間によっては「スーパーおおぞら」や「スーパーとかち」などの特急が出ています。特急を利用すると乗り換えなしで追分駅に約45分で着きます。
安平町内のおすすめの宿
スキーやスノーボードを泊りがけで満喫するなら、安平山スキー場周辺の宿泊施設もチェックしておきたいところです。ここでは安平町内で宿泊できるおすすめの宿を2つ紹介します。
なお、宿泊施設のほかにもアフタースキーには追分駅隣の「安平町ぬくもりの湯」がおすすめです。スキー場でリフト日中券1枚とぬくもりの湯入浴券1枚がセットになった「ぬくもりセット」も販売されているので、日帰りを考えている人はそちらもご検討ください。
温泉でゆったり「ふる里の名湯 鶴の湯温泉」
鶴の湯温泉は、安平山スキー場より車で約20分の宿泊施設です。安平川のほとりの静かな場所にあり、温泉は明治初期に開湯したといわれています。
浴場は温泉を思う存分楽しめるシンプルなスタイルです。慢性皮膚病や筋肉痛、関節痛などに効くとされる「冷泉含硫黄ナトリウム炭酸水素塩泉」をじっくり堪能できます。
宿泊プランは素泊まり・1泊2食付きなど。食事は食堂での提供となりますが、宴会プランや会食プランなども用意されています。食堂メニューは定食から丼もの、麺類、おつまみまで充実のラインナップです。
また、新千歳空港より車で約20分の好ロケーションにあるので、観光帰りの立ち寄り湯にも最適といえるでしょう。
ふる里の名湯 鶴の湯温泉
住所:北海道勇払郡安平町早来北町5
おいしい家庭料理「ノースゲートインアビラ」
ノースゲートインアビラは、安平山スキー場より車で約25分の宿泊施設です。全部で5部屋の小さな宿ですが、きれいな客室環境でゆったりくつろげます。
客室タイプはシングル・クイーンダブル・ツインの3種類です。いずれも定員2~3名までのコンパクトな部屋となっています。
ノースゲートインアビラの自慢は、なんといってもおいしい家庭料理です。「北海道フードマイスター」のシェフを採用しており、ジンギスカンや旬の魚料理など厳選された食材を使用した、北海道らしい料理が楽しめます。
プランによっては地元和牛のローストビーフも味わえるので、気になる人は事前に予約しておくと良いでしょう。
ノースゲートインアビラ
住所:北海道勇払郡安平町遠浅56-1
家族もみんなでお得に楽しく滑れる「安平山スキー場」
安平山スキー場では、初・中級者向けの緩斜面メインのゲレンデを完備しています。コース数は全部で4本ですが、初心者から上級者まで幅広いレベルの人が楽しめるコースレイアウトが魅力といえるでしょう。また、苫小牧市や札幌、新千歳空港からのアクセスも抜群なので、観光帰りにも気軽に立ち寄ることができます。苫小牧市や札幌エリアでスキー・スノーボードを満喫したい人は、ぜひ安平山スキー場に訪れてみてください。
安平山スキー場
住所:北海道勇払郡安平町追分豊栄193
営業期間:例年12月下旬~3月中旬
公式サイト:https://www.town.abira.lg.jp/midokoro/shisetsu/sport/149
今回ご紹介した「安平山スキー場」以外にも、北海道にはたくさんのスキー場があります。スキーやスノーボードの旅行を計画するなら、WAmazing Snowで日本全国のスキー場やお得な情報をチェックしてみましょう。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。