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美しい樹氷観賞や温泉街で有名な「蔵王温泉スキー場」
「蔵王温泉スキー場」は、東北エリア最大規模を誇るビッグゲレンデ。雪質が良いことで知られており、標高1,736メートルの高さを誇る地蔵山の麓には、インタースキーのメイン会場として利用された「竜山ゲレンデ」や、傾斜の緩急がある「黒姫ゲレンデ」など、12種類のコースが用意されています。
数あるコースの中で名物となっているのが、樹氷を一望できる「ザンゲ坂コース・樹氷原コース」です。樹氷とは、氷点下で凍った水蒸気が周辺の樹々にくっついて成長したもの。樹氷を見ながら、パウダースノーの上を滑走することができます。
山形牛や肉そばなど山形県の名物料理を堪能
食材王国と呼ばれる山形県はまさに、グルメの宝庫。漁師のまかない飯として食べられていた郷土料理「寒鱈汁」をはじめ、「冷やしラーメン」や「ジンギスカン」「納豆汁」「玉こんにゃく」など、山形県の現地でしか食べることのできないものばかりです。
「蔵王温泉スキー場」中央ゲレンデの「Forest Inn SANGORO」では、新鮮な三陸産アジの開きや山形牛のステーキなど、山形県の旬の味覚を味わい尽くせるメニューが充実しています。
目の前にそびえ立つ幻想的な樹氷観賞
蔵王ロープウェイでは美しい樹氷のライトアップを楽しめる「樹氷幻想回廊ツアー」も実施。暖房付きの雪上車に乗って静かな夜のゲレンデを進むと、紫や赤、緑に染まった樹氷が目の前にそびえ立ちます。
ロープウェイ山麓線往復乗車券を購入し、ロープウェイの蔵王山麓駅を出発すると、足元に広がる樹氷のパノラマビューを一望できますよ。雪上車の運行コースはロープウェイの樹氷高原駅発です。
冬の間だけしか味わうことのできない、非日常の世界を体験してみてはいかがでしょうか?
蔵王ロープウェイ
住所:山形県山形市蔵王温泉229-3(蔵王山麓駅)
江戸時代から続く蔵王温泉で温泉巡り
山麓の蔵王温泉街には、200人近く収容できる「蔵王温泉大露天風呂」や「蔵王つららぎの宿 花ゆらん」、「おおみや旅館」など老舗温泉施設がひしめきあっています。日帰り入浴や足湯はもちろん、宿泊してのんびりと過ごすのも良いかもしれません。
「蔵王温泉大露天風呂」の泉質は硫黄泉で、火傷や切り傷に効果が期待できるとされています。また、表皮の殺菌作用や美肌効果も期待できることから「美肌の湯」として多くの女性客から絶大な支持を集めています。
ゲレンデ花火と日本三大名泉での温泉巡りも満喫できる「草津温泉スキー場」
「草津温泉スキー場」は、標高1,600メートルの雪深い山あいに位置するスキー場です。辺り一帯が山に囲まれた「草津温泉スキー場」は、スキーのハイシーズン2月の最低気温がマイナス10度と低いことから、豊富な雪に恵まれています。
青葉山の麓に広がるゲレンデには、コースの傾斜が緩やかな初心者向け「かもしかコース」、おなり山を経由し天狗山へ抜けると最長4,300メートルの超ロングコース「R292コース」、天気が良い日にはコース最上部から富士山が見えることもある「青葉山第一ゲレンデ」など、ビギナーからエキスパートまでレベルに応じた豊富なコースが用意されています。
小さな子どもも楽しめるキッズパークを併設
「草津温泉スキー場」のゲレンデ麓には、キッズ専用の雪遊び広場「キッズパーク」も併設されています。
フワフワ遊具が完備されているほか、ソリやスノーレーサーといったアクティビティーが充実。パーク内には、スキー練習専用のゲレンデも用意されており、キッズ向けのプライベートレッスンも実施されています。経験豊富なインストラクターがスキーの基礎をレクチャーしてくれますよ。
また、「天狗山チケットセンター2階」には、託児所や授乳室、無料休憩室もあるため、小さな子どものいるファミリーでも気兼ねなくスキーを楽しめるはずです。
日本三名泉「草津温泉」で湯もみ体験
「草津温泉スキー場」といえば、日本三名泉「草津温泉」が近くにあることでも知られています。スキー場からは、草津温泉街までの送迎シャトルバスも運行されており、5分足らずでアクセスすることが可能です。
湯けむりが立ち込める「草津温泉」の主な源泉は、湯畑から引き湯をしている白旗源泉と、強力な殺菌効果・ピーリング効果を持つと言われる万代鉱源泉など6種類。
温泉の温度を調整するために設けられた湯畑を中心に、周辺には「西の河原露天風呂」や「大滝乃湯」「白旗の湯」など10種類以上もの日帰り温泉施設が密集しています。お土産ショップや飲食店に置かれている案内マップを見ながら、温泉施設をまわってみてください。
ちなみに、地元の人々によって管理されているすべての共同風呂はタオルが用意されていないため、持参することをおすすめします。
また、「草津温泉」にせっかく来たからには見ておきたいのが湯もみ。草津温泉の源泉は50~90度の高温。温度を冷ますために水を加えると温泉成分が薄まってしまうことから、1日4回厚板で熱湯をかきまぜて湯を冷ます「湯もみ」を行っています。
「熱乃湯」では見学や体験を行なっているので、草津温泉街を訪れた思い出に、草津の伝統的な湯もみ体験をしてみてはいかがでしょうか。
巨大なショッピングモールを併設「軽井沢プリンスホテルスキー場」
「軽井沢プリンスホテルスキー場」は、東京から北陸新幹線で約1時間とアクセス抜群なスキー場です。スキー場の最寄り駅「軽井沢駅」からはゲレンデまでの無料送迎シャトルバスも運行されています。
アクセスの良さはさることながら、「軽井沢プリンスホテルスキー場」のゲレンデには、見晴らしの良い直線コース「パラレルコース」、急傾斜が続く斜面に無数のコブを配置した「アリエスカコース」など、子どもから大人、ビギナーからエキスパートまで誰もが楽しめるバリエーション豊かなコースが用意されています。
ゲレンデ麓には、長野県のグルメを堪能できるレストランが充実。スキーセンターには、信州の代表的なグルメ「信州そば」をはじめ、窯焼きピザやパスタが絶品の軽井沢市内の人気イタリアン「プリモ」といった、地元のご当地グルメを存分に味わえる食事メニューが豊富に用意されています。その土地ならではの食事も旅行の醍醐味。ぜひ気になったレストランを訪れてみてください。
ゲレンデには4つの宿泊施設が併設
「軽井沢プリンスホテルスキー場」の麓には、「ザ・プリンス 軽井沢」「ザ・プリンス ヴィラ軽井沢」「軽井沢プリンスホテル イースト」「軽井沢プリンスホテル ウエスト」合計4つのリゾートホテルが併設されています。
宿泊施設によって、部屋の雰囲気は異なるものの、すべての客室からは目の前に広がる幻想的な雪景色を一望することができますよ。真っ白な雪景色を眺めながら、非日常の世界を堪能してみてください。
高級ブランドからインテリア雑貨まで200以上もの店舗が集う「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」でショッピング
「軽井沢プリンスショッピングプラザ」は、「軽井沢プリンスホテル イースト」「軽井沢プリンスホテル ウエスト」に隣接している超巨大なショッピングセンター。
開放感あふれる敷地内には高級ブランド店が軒を連ねる「ニューイースト」や軽井沢の特産品が豊富に揃う「スーベニアコート」、通常よりも安く購入できるアウトレットショップなど、200以上もの名店が充実しています。
また、モール内を巡回するシャトルバスも運行。バスを利用すれば、広い施設内を歩きまわることなく、楽に移動できます。
軽井沢プリンスショッピングプラザ
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢
買い物や温泉巡りなどスキー以外の楽しみ方がたくさんある
ご紹介したのは一部ですが、スキーやスノーボード以外にもスキー場にはたくさんの楽しみがあります。ここでは紹介しきれませでしたが、ゲレンデでの打ち上げ花火や星空観察、甘酒の振る舞いサービスなどが体験できるスキー場もあります。スキーだけではなく、買い物や温泉巡り、樹氷観賞なども一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
関連するスキー場
蔵王温泉スキー場 山形県
軽井沢プリンスホテルスキー場 長野県
草津温泉スキー場 群馬県
コース | 5 |
リフト | 8 |
最長滑走距離 | 4,300 m |
最大斜度 | 30 ° |