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北海道札幌市の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」
雪まつりイベントといえば、北海道札幌市の「さっぽろ雪まつり」は欠かせません。2019年で70回目の開催を迎えたさっぽろ雪まつりは、2018年シーズンには254万3000人もの見物客を動員。札幌市の冬を代表する人気の観光スポットとなっています。
「さっぽろ雪まつり」は、例年2月上旬から中旬まで実施。約1.5キロメートル続く大通公園の会場では、大雪像から市民雪像の他、国際色豊かな雪像などバラエティに富んだ、雪の彫刻がずらりと並びます。過去には「ストックホルム大聖堂」「台湾旧台中駅」「奈良・薬師寺 大講堂」などがありました。
また、大通公園の1・6・9丁目には、北海道民のソウルフード「ジンギスカン」や「焼き牡蠣」「蟹甲羅焼き」など海鮮グルメを販売する屋台が数多く出店。氷像を眺めながら、北海道の冬の味覚を存分に楽しめますよ。
他にも、滑り台やスノーラフトなど、雪と触れ合える「つどーむ会場」や、「氷を楽しむ」をテーマに氷像が立ち並ぶ「すすきの会場」があります。ぜひ各会場に足を運んでみてください。
「定山渓神社」の境内を埋め尽くすランタン祭り「雪灯路」
北海道札幌市定山渓温泉の近くにある「定山渓神社」は、パワースポットで知られています。毎年1月後半から2月の初旬にかけて、期間限定で「雪灯路」を開催。雪でできたランタンの灯りが、暗闇に包まれた定山渓神社境内を優しく照らします。会場では、定山渓神社の境内でホットドリンクや地元のご当地グルメを振る舞うサービスも実施。
イベント期間中、定山渓神社と定山渓温泉街を行き来する無料送迎シャトルバスも運行されています。昼間は澄んだ空気の中、定山渓温泉街で温泉巡りを、夜は「雪灯路」でロマンティックな時間を……というように充実した1日を過ごせるはずです。
雪灯路
場所:北海道札幌市南区定山渓温泉東3丁目
かまくら作り体験や甘酒の振る舞いサービスも味わえる「横手の雪まつり」
秋田県横田市の「横手の雪まつり」での横手かまくらは、約450年余りの歴史を誇る古くから根付く小正月行事のひとつです。「かまくら」とは、家内安全や商売繁盛、五穀豊穣などを祈願する神聖な場所。お祭りでは現在も、かまくらの中に入るときは、「はいってたんせ(かまくらに入ってください)」、「おがんでたんせ(水神様をおがんでください)」と唱えながら、お餅や甘酒を振る舞うのが昔からの習わしとなっています。
「横手かまくら祭り」開催中のは、秋田県横田市内に100以上ものかまくらを設置。横手市役所本庁舎道路公園、横手公園など合計4ヶ所の会場では、かまくらを貸し切っての食事や、ミニかまくら作り体験も実施されます。
横手かまくら祭り
場所:秋田県横手市役所本庁舎道路公園、二葉町かまくら通り、羽黒町武家屋敷通り、横手公園ほか
無料で参加できるキャンドル体験も実施「あおもり雪灯りまつり」
続いてご紹介する「あおもり雪灯りまつり」は、例年1月後半に青森市街地で開催されています。
夕方17:00を過ぎるとねぶたの家ワ・ラッセ西の広場には、地元の人々が手間暇かけて作った3,000個のキャンドルがずらり。暗闇の中で揺れる優しいキャンドルの灯りが、あなたの心を癒してくれるはずです。会場には、青森ねぶた祭りで使用されたねぶたも展示されます。青森ねぶた祭りとは、毎年8月2日から7日までの6日間にわたって開催されている青森の伝統行事。踊り子たちが、木や竹を型取り紙で作った巨大なねぶた(人形)を乗せた山車を担ぎながら街を練り歩きます。
夏に訪れる機会があったら、活気溢れる青森ねぶた祭りにもぜひ足を運んでみてください。
あおもり雪灯りまつり
場所:青森県青森市安方1-1-1(ねぶたの家ワ・ラッセ西の広場)
北海道・東北エリアでは冬を満喫できるイベントが目白押し
いかがでしたか?ここでは紹介しきれませんでしたが、「層雲峡温泉 氷瀑まつり」や「いわて雪まつり」などの冬には様々な雪まつりが開催されています。雪まつりでは、改めて日本特有の文化や歴史を感じながら、地元の郷土料理など屋台での食事も楽しめます。幻想的な雰囲気のなか、地元グルメも堪能してみてください。
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