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温泉を楽しみにしながら、スキーをゆったり満喫できる!「平湯温泉スキー場」
「平湯温泉スキー場」はコンパクトながらコースレイアウトのバランスが良く、レベルに合わせてマイペースに滑ることができます。リフト乗り場やコースが一目で見渡せるほどの大きさなので、家族や仲間とはぐれる心配もありません。また温泉がすぐそばにあり、ゆっくりとアフタースキーを満喫できるのも大きな魅力です。
コンパクトだけど各々のレベルにあったコースが見つかる
「平湯温泉スキー場」は3つのコースにリフトが2基と、とてもコンパクトなゲレンデです。とはいえ初心者から上級者まで、それぞれのレベルに合わせたコースレイアウトなので、充分に楽しめるようになっています。
初心者コースの「ファミリーゲレンデ」は圧雪が行き届いた幅の広いコースで、全くの初心者や小さい子どもでも安心して練習できます。中級の「湯の平コース」は白樺の林に囲まれた、変化に富んだ林間コースです。
上級者向け「ジャイアントコース」は全長1,500メートル、最大斜度は38度、平均斜度が26度とチャレンジし甲斐のある、ハードな設定となっています。
奥飛騨温泉郷の名湯に行くしかない!
奥飛騨温泉郷の奥地にある「平湯温泉スキー場」では、大自然の景観と名湯も堪能できます。スキー場名にもなっている平湯温泉は、奥飛騨温泉郷の中でも最も古い歴史を持つ大きな温泉街です。
大型温泉リゾート施設「ひらゆの森」からスキー場までは車で1分と近く、スキー客の休憩や宿泊によく利用されています。
また日本の滝百選の1つである「平湯大滝」がゲレンデのすぐ近くにあり、第2ペアリフトからは滝の表面が凍結した様子を見ることができます。
訪れる前に知っておきたい!「平湯温泉スキー場」のリフト券やスクールは?
「平湯温泉スキー場」は、スキー場としてはコンパクトでも、どんなレベルの人でも滑りを満喫できるリフト券やスキー学校も魅力です。リフト券を持っていたら温泉の入浴が無料になる温泉地ならではの嬉しいサービスもあります。
リフト券の種類は多数
「平湯温泉スキー場」にはさまざまな種類のリフト券が用意されています。1日券は平日のほうが土日祝日より安くなっていて、ジュニア用1日券、午前・午後それぞれの半日券、回数券などがあります。半日券なら到着時間や出発時間に合わせて買えるので、無駄がなくお得ですね。また、リフト券の1日券と半日券が温泉施設「ひらゆの森」の入場券となるので、スキーの後に是非「ひらゆの森」の温泉を利用しましょう。ただしリフト券利用の当日のみ有効なのでご注意ください。
上達間違いなし、平湯温泉スキー学校
「平湯温泉スキー場」は、レストハウスなどがある下部でも標高が1,300メートルと高いので雪質が良く、スキーやスノボの練習に適した環境です。
スキースクールも充実しており、120分の本格レッスンや5名までのグループで受けられるプライベートレッスンなど、いろいろなメニューがあります。
天然のパウダースノーとスクールで、短期間でのレベルアップを目指しましょう。
「平湯温泉スキー場」レストラン情報
平湯温泉のある奥飛騨温泉郷では、飛騨牛と朴葉(ほおば)みそが名物です。スキーの休憩時間を利用して名物料理を食べられるレストランを紹介します。
スキー場に隣接「あんき屋」
スキー場のセンターハウス内「あんき屋」は、ゆったりした吹き抜けの合掌造りが自慢の食事処です。店内は広く、テーブル席のほか靴を脱いで利用できる座敷席もあり、ゆっくりとくつろげます。
名物の飛騨牛の旨味を凝縮した「あんき屋特製飛騨牛鉄板焼」や、柔らかく臭みのないラム肉を使った「ジンギスカン定食」、郷土料理の「飛騨牛朴葉みそ焼」などがおすすめです。
その他定食やラーメンなどゲレンデ食堂らしいメニューも豊富にそろっています。
スキー場から車で約1分、食事処「もみの木」
スキー場から車で1分の場所にある、ひらゆの森の食事処「もみの木」は、アフタースキーや午後から滑るときなどに利用すると便利です。座敷席には床暖房が完備されているので、日帰り入浴のあとも湯冷めの心配がありません。
晴れた日は窓側のテーブル席で、森の景色を見ながらの食事も楽しいですよ。こちらでは飛騨牛のほか、冬季限定メニューの「飛騨サーモンといくらのどんぶり」がおすすめです。
「平湯温泉スキー場」へのアクセス方法
平湯温泉は、長野県松本市と岐阜県高山市のほぼ中間地点にあります。車や電車を使う場合、東京方面の方は松本市を、名古屋・大阪方面の方は高山市を目指して行くとよいでしょう。
車を利用の場合
東京方面からは、中央自動車道または関越自動車道・上信越自動車道を使って長野自動車道の松本ICまで行きます。所要時間はどちらも3時間前後です。松本ICからスキー場までは、国道158号線の安房トンネルを通って約60分かかります。
大阪、名古屋方面からは東海北陸自動車道を利用し、飛騨清見ICから中部縦貫道に乗り高山ICまで向かいます。高山ICからスキー場までは約50分です。
駐車場は無料で、500台まで停められます。
電車、バスを利用の場合
人気観光地でもある平湯温泉には、電車やバスを使っても便利に行くことができます。とくに新宿駅から出発する高速バス「シュトライナー」なら、平湯温泉までの4時間30分、ずっと座って行けるのでとても楽です。
また東京から松本駅までと、大阪・名古屋から高山駅まではJRの特急電車が運行されています。松本駅と高山駅の両方から平湯温泉行のバスが出ていて、それぞれ60分ほどで到着します。
ホテル派?旅館派?おすすめの宿を紹介
「平湯温泉スキー場」近くの平湯温泉には、たくさんの温泉宿があります。なかでもゲレンデから1番近くて便利なホテルと、料理が自慢のおすすめ旅館を紹介します。
ひらゆの森
日帰り入浴もできる、大きな温泉リゾートホテルです。1泊2食プランのほか、朝食のみや夕食のみ、素泊まりの宿泊プランがあり、食事を別の店で食べたり、到着を遅くしたりすることもできます。
男湯と女湯を合わせて16種類もある露天風呂や広々とした吹き抜けの大浴場は、すべて源泉掛け流し。浴槽によって温度や濁り具合が異なります。ここだけで温泉巡り気分を存分に味わうことができますよ。
客室タイプもさまざまで、合掌造りの休憩所2階にある民芸調のお部屋では、飛騨地方の郷土文化を感じられます。ファミリーやグループには、木のぬくもりがうれしい離れのコテージもおすすめです。
ひらゆの森
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯763-1
山のよろこび お宿 栄太郎
季節毎の地元の食材を使った飛騨料理が自慢の温泉宿です。とくに飛騨牛は最高峰のA5ランクのサーロインのみを使い、料理は客の食べる速度に合わせて絶妙のタイミングで提供されます。
また朝食で出されるおかわり自由の卵かけご飯は、こだわりのタレや薬味が豊富に用意されていて、つい何杯も食べてしまうおいしさです。
源泉掛け流しの温泉は透明なお湯と濁り湯の2種類で、別館のお風呂を貸切で利用できる日もあります。平湯バスターミナルから徒歩1分と便利な場所にあり、登山やスキー客のためのコインランドリーや乾燥室も用意されています。
山のよろこび お宿 栄太郎
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯649
スキーも温泉も!欲張りに楽しむ「平湯温泉スキー場」
雪深い奥飛騨温泉郷にある「平湯温泉スキー場」なら、パウダースノーと歴史ある温泉街、おいしい飛騨料理をすべて満喫する欲張りなスキー旅行が可能です。ゆっくりできる時間を作って、ぜひ家族や友人と泊りがけで出かけてみてください。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
関連するスキー場
平湯温泉スキー場 岐阜県
コース | 3 |
リフト | 2 |
最長滑走距離 | 2,500 m |
最大斜度 | 38 ° |