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子供連れや初心者に人気!
七戸町営スキー場は、七戸町が運営する比較的コンパクトなスキー場です。ビッグゲレンデのような華やかさはありませんが、アットホームな雰囲気で子ども連れや初心者も気軽に利用できるでしょう。ゲレンデの最長コースは800メートルと、滑走距離はやや短めな印象です。しかしコース斜度は15~35度と幅広く、緩斜面を楽しみたい初心者から、攻めて滑りたい中・上級者まで、マイペースに楽しむことができます。
初級者から上級者までカバーする全6コース
ゲレンデは初~上級者が楽しめる6コースで構成されています。内訳を見ると、初・中・上級者コース各1本ずつ、初・中級者コース3本と初~中級者に選択肢が多いことがわかります。初~中級者なら、様々なコースを行き来して、腕を磨いてみてはいかがでしょうか。
また上級者向けコースは1本ですが、最大斜度は35度とハードなうえ、上部は非圧雪になっています。また、中級者向けコースもコブがあり、難易度は低くありません。腕試しにはぴったりなので、中・上級者もコース攻略の楽しさを味わえるでしょう。
自然の地形を活かした豊富なコース
七戸町営スキー場は、コースの多様さと眺望の良さで知られるスキー場です。これから来場を考えている人に、このスキー場ならではのおすすめポイントを紹介します。
上級者コースは非圧雪のパウダースノー
並みのコースでは物足りない上級者も満足できるのが、「七戸第一ペアリフト」から最も遠くに配置された上級者コースです。コースは滑走距離こそ400メートルですが、最大斜度は35度と急傾斜になっています。さらに上部は非圧雪のパウダースノーのため雪の抵抗を受けやすく、上級者らしいコントロールテクニックが要求されるでしょう。
八甲田を眺望し太平洋へ向って爽快に滑る
後方には八甲田山系、東側には太平洋が見えるゲレンデは眺望の良さも魅力です。ゲレンデトップから滑走すれば、心地よい爽快感を味わえるでしょう。
ワイドなベースの緩斜面で雪遊びやそり滑り
「ポニーリフト」のそばには、初級者向けのワイドな緩斜面が広がっています。最大斜度が10度ほどなので、スキーやスノーボード初心者の基礎練習にはぴったりです。初級者コースは他のコースと混じりにくい位置にあるため、上級者ともクロスせずに練習できます。場所を選べば、のんびりと雪遊びやそり滑りも満喫できるでしょう。
毎週木曜は無料ナイター講習も実施
シーズン中ゲレンデで行われるスキークラブ主催の「無料ナイター講習」も、スキー場の人気イベントの1つです。講習はスキークラブ主催で行われ、19~20時の1時間実施されます。受講したい人は、開始5分前には町営ヒュッテ内で受付を済ませておかなければならないため、早めの行動をおすすめします。また事故防止のため、残念ながら小学生や初心者は参加できないので、注意してください。
七戸町営スキー場では、火~土曜日の17~21時がナイター営業時間です。夜滑りを楽しむついでに、専門家のレッスンを受けてみてはいかがでしょうか。
ゲレンデ食の定番メニューが勢揃い
空腹を感じたら、七戸第一ペアリフトそばの「町営ヒュッテ」に行きましょう。ヒュッテ内には休憩所と食堂が備えられており、一息つくにはぴったりです。スキーやスノーボード後のエネルギー補給に、食事休憩しませんか。
体が温まる定番メニュー
町営ヒュッテでは、うどん、カレー、ラーメンといったゲレンデ定番のメニューが並んでいます。特にうどんやラーメンなど、温まるメニューがあるのは嬉しいポイントです。また軽く食べたい人には中華まんやおにぎり、ゆでたまごも用意されています。滑りすぎて暑い時には、アイスクリームで一息つくのも良いでしょう。
スキー場までの行き方を見ておこう
七戸町営スキー場へは、車や電車を利用すると便利です。それぞれのアクセス手段について紹介します。
車でのアクセス
車で行く場合、八戸自動車道「八戸IC」で降り、国道104・4・394号を経由します。その後県道29号を進むと、スキー場に到着です。八戸ICを降りてからの所要時間は、およそ90分を見ておくと良いでしょう。
スキー場には300台収容可能な無料駐車場が併設されているため、駐車場所に困ることはありません。ただし周辺道路は積雪によって交通規制がかかったり、通行止めになったりすることもあります。道路状況には十分注意して運転してください。
公共交通機関でのアクセス
電車を利用する場合、スキー場から25キロほど離れたJR東北線「三沢駅」がJRの最寄り駅です。駅からタクシーに乗車すれば、スキー場まではおよそ45分で到着します。また東北新幹線を利用するなら、最寄り駅は「七戸十和田駅」です。こちらのほうがスキー場には近く、タクシーなら10分程度で来場できるでしょう。
泊まりで行ってたっぷりスキー場で遊ぼう
七戸町営スキー場を朝から晩まで満喫したいという人は、スキー場周辺に宿の予約をとってはいかがでしょうか。スキー場利用時に便利な宿泊施設を紹介します。
七戸町内の宿泊施設「東八甲田温泉」
「東八甲田温泉」は、七戸十和田駅から徒歩5分ほどの温泉施設です。宿泊可能な部屋は新館・別館に分かれていますが、「トイレ洗面所付き」の部屋が良いなら、新館を希望しましょう。
館内の温泉は源泉かけ流しの「アルカリ性単純温泉」で、冷え性や筋肉痛、疲労回復に効果が期待できます。浴室は大浴場と、爽やかな香りが漂うヒバ風呂の2種類が配されています。いずれの温泉も良泉なので、寝湯・うたせ湯などを利用してじっくり堪能してください。
東八甲田温泉
住所:青森県上北郡七戸町字荒熊内67-81
平安から続く秘湯「蔦温泉旅館」
「蔦温泉旅館」は奥入瀬渓流の入り口、十和田湖温泉郷にあります。スキー場から行く場合は国道394・103号を利用しますが、冬季閉鎖や通行止めが発生することもありますので、事前に道路状況を確認するようにしてください。
自慢の温泉のうち、「久安の湯」は平安時代に開湯された「秘湯」です。以前は混浴だったため1つしかない浴槽は、時間で男女入れ替え制となっています。一方の「泉響の湯」は男女別で、ゆっくりできる温泉です。浴槽から梁まで12メートルあり、流れるお湯の音が美しく響きます。
また、青森県産の食材を使用した食事は、見た目も美しい会席料理です。木のぬくもりのあるレストランで、料理長自慢の優しい味わいを堪能してください。総部屋数34室で気配りも行き届いており、和風旅館ならではのおもてなしを体験できます。
蔦温泉旅館
住所:青森県十和田市奥瀬字蔦野湯1
「七戸町営スキー場」で朝から晩まで楽しもう
七戸町営スキー場の来場者を見ると、初~上級者までバランス良く訪れていることがわかります。これはゲレンデに滑りがいのあるコースが充実しており、どのレベルのスキーヤー・スノーボーダーもマイペースに楽しむことができるためと言えるでしょう。ナイター営業も行われているので、スキーやスノボ三昧の1日を過ごしたい人にもぴったりです。周辺には質の良い温泉宿も点在しているので、アフタースキーも楽しめるでしょう。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
関連するスキー場
七戸町営スキー場 青森県
コース | 5 |
リフト | 2 |
最長滑走距離 | 800 m |
最大斜度 | 35 ° |