生涯で一度は滑っておきたい!日本全国にあるスキー場の名コースを一挙紹介

2021年12月28日(火)
日本は国土の半数以上が積雪地域に指定されている豪雪国。日本には大小合わせて数百のスキー場が点在しており、冬シーズンを迎える11月に入ると、スキー場を目指して多くの観光客が訪れます。今回はそんな日本全国のスキー場の中で、絶対に滑っておきたいと誰もが望む名コースをピックアップしてみました!

日本一の長さを誇る10キロメートルのロングランコースを楽しめる「野沢温泉スキー場」

スキーをする子ども
最初にご紹介する長野県の「野沢温泉スキー場」は、日本一の長さを誇るロングランが楽しめることで知られるスキー場です。

ゲレンデ
「野沢温泉スキー場」コース最上部から麓までの標高差が1,085メートルもあることから、「やまびこゲレンデ」→「上ノ平ゲレンデ」→「パラダイスゲレンデ」→「ビギナー林間コース」の4コースを結ぶとなんと、最長滑走距離10キロメートルものロングランを楽しめるのです。

どのコースも素晴らしい景色が楽しめるので、一度は滑っておきたいロングランコースと言えるでしょう。

親子でスキー
真冬の澄んだ空気の中、雪山の冷たい風を全身に浴びながらの優雅なスキーを満喫してみてください。眼下に広がる雄大な山々の絶景を眺めながらの滑走は、最高の気持ちよさです。

また、「野沢温泉スキー場」の周辺には日帰り入浴を楽しめる温泉施設が充実しています。スキーの後に立ち寄って、熱々の温泉に浸かりながら、1日の疲れを癒してみてはいかがでしょうか? たくさん汗をかいて疲れた後に入る温泉は、まさに至福のひとときです。

「野沢温泉スキー場」が気になる方はこちら!

「蔵王温泉スキー場」コース両脇にそびえ立つ樹氷群が圧巻

ゲレンデ
山形県にある「蔵王温泉スキー場」は、東北エリア最大級のスケールを誇る山岳リゾート。広大なスキー場には、子連れファミリー層に人気の「大平コース」や、山の傾斜が緩やかな「菖蒲沼ゲレンデ」、緩急の激しい「黒姫ゲレンデ」といった、合計26本ものバリエーション豊かなコースが用意されています。

樹氷群
数あるコースのなかでも特にオススメなのが「ユートピアゲレンデ」と「ザンゲ坂・樹氷原コース」。コースの両脇にそびえ立つ壮大な樹氷群を眺めながら、優雅な滑走が楽しめるのです。

樹氷群が見えるコース
樹氷とは、マイナス0度を下回る冬の寒い時期に、凍りついた霧や水蒸気が、木の幹や枝、葉に凍りついてできたもの。「蔵王温泉スキー場」の樹氷は高さ7メートルに達するものもあり、スキーヤーの間では「スノーモンスター」という愛称で親しまれているのです。そんな樹氷に囲まれながらスキーを楽しめる環境は日本でも珍しく、非日常の世界を味わうことができます。その幻想的な風景を一度でも見たら、忘れることはないでしょう。

また、例年12〜3月にかけては、ライトアップされた樹氷を間近で見られる「樹氷幻想回廊ツアー」も開催。雪の上を走る大型の雪上車から一望できる、色とりどりに光り輝く樹氷群は神秘的な美しさです。「蔵王温泉スキー場」を訪れた思い出に、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか?

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コース幅が広くのびのびとスキーを楽しめる「ハンターマウンテン塩原スキー場」

ゲレンデ
栃木県の「ハンターマウンテン塩原スキー場」は、初心者がゆったり滑れるワイドなコースが充実しています。コースが横に広くのびのびとスキーを楽しめる「BROAD WAY(ブロードウェイ)」や、山の傾斜がなだらかなファミリー向けの「FAMILY PARK(ファミリーパーク)」など、初心者から経験者まで誰もが満足のいくスキーを楽しめるコースが満載です。

リフト
数あるコースの中でも代表的なのが「PARK Ave.(パークアベニュー)」。傾斜の緩急の差が大きくスリリングな滑走を楽しめます。コース最上部とゴール地点で変化のある傾斜は、ターンを練習するのに最適だと多くのスキーヤーからも好評です。

スキー・スノボ滑走
また、「ハンターマウンテン塩原スキー場」の山麓には、小さな子供も楽しめるキッズパークも併設されています。パーク内には、そりはもちろん、スノーチュービングやスノーストライダーを楽しめる専用エリアも完備。スノーストライダーとは、子供に大人気のペダルなしの自転車のこと。両足で地面を蹴ってスピードをつけながら、雪の上を滑るスリル満点のアクティビティーのひとつです。

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ゲレンデデビューの初心者に嬉しい緩斜面のコースが充実の「たんばらスキーパーク」

スノボをする四人
群馬県の「たんばらスキーパーク」は、傾斜の緩やかなコースが充実しています。ゲレンデに配置されているコースの半分近くが、傾斜がなだらかな初心者向け。滑走距離2,550メートルの「ウッディコース」やコース幅が広い「チャレンジコース」など、数あるコースのなかでも「たんばらスキーパーク」の名物となっているのが「ファミリーコース」です。

家族スキー
「ファミリーコース」は、平均傾斜が5度とほぼ平地に近い緩やかな斜面でコース幅も広々。そのため、ゲレンデデビューの初心者ものびのびと自分のペースでスキーを楽しむことができます。小さな子どもがスキーの基礎を身につけるのにも最適な環境です。

スノボを楽しむ女性三人
慣れてきたら、山頂からの眺めが美しい中級者向けの「センターコース」や、広大な玉原湖を一望できる「レイクウッドコース」にも挑戦してみてください。

スキーレッスン
また、「たんばらスキーパーク」の山麓では、3~12歳の子どもを対象としたスキーレッスン「キッズ・ジュニアクラス」も開催されています。スキー経験豊富なインストラクターが、目の前でデモンストレーションを交えながら丁寧に指導してくれるのです。そのため、スキーの基礎をみっちり身につけることができますよ。

東京から「たんばらスキーパーク」の最寄り、上野毛高原駅まで上越新幹線で約1時間20分とアクセスも抜群。上毛高原駅からはゲレンデ直行の無料送迎シャトルバスも運行されています。

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非日常を堪能できるコース最上部からの絶景が美しい「HAKUBA VALLEY 白馬八方尾根スキー場」

リフトに乗る人たち
長野県白馬にある「HAKUBA VALLEY 白馬八方尾根スキー場」は、“日本一景色が美しい”とも言われるスキー場です。日本全国にあるスキー場のなかでも、最高標高1,831メートルの高い場所に位置し、一帯は、鹿島槍ヶ岳、白馬三山、五竜岳、妙高山といった壮大な山々に囲まれています。

スノーボーダーの後ろ姿
そのため、「白馬八方尾根スキー場」にあるどのコースからも、目の前にそびえ立つ圧巻のパノラマビューを堪能できるのです。特にオススメのコースは最上部に位置する「リーゼングラートコース」。どこまでも果てしなく連なる雄大な山々の景色は、時間を忘れてずっと眺めていられる美しさです。

ゲレンデ
時間と体力にまだまだ余裕があるなら、「リーゼンスラロームコース」にも、ぜひチャレンジしてみてください。コーストップからゴール地点まで標高差が800メートルもあり、傾斜や雪質の変化を楽しみながらダイナミックな滑走を楽しめますよ。

「HAKUBA VALLEY 白馬八方尾根スキー場」が気になる方はこちら!

スキーを思う存分楽しむなら名コースのあるスキー場へ!

スノボをする女性たち
日本全国にあるスキー場の名コースをご紹介しました。ここでは紹介しきれませんでしたが、まだまだ魅力的なスキー場はたくさんあります。絶景を眺めながらの優雅なスキーを楽しむもよし、コース幅の広いスキー場でみっちり練習するもよし、思い思いのスキーを楽しんでください。

※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。

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