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最大斜度30度!上級者向けのコースが豊富なゲレンデ
ゲレンデは手つかずの自然をそのままに残した広大な一枚バーン。山の斜面をそのまま利用してコースを作っているので、斜度がきつい上級者向けコースが主体です。
コースは2本。下から向かって左側には最大斜度30度を誇る急斜面が広がっています。こちらは全面非圧雪のパウダースノー!腕に自信がある上級者なら最高に楽しめるスリリングなコースです。初心者が滑れるような場所はほとんどないので、基本技術を習得していない方は周辺にあるファミリー向けスキー場に行った方が良いでしょう。
右側に広がるコースは常時アルペンスキーのゲートトレーニングバーンとして開放されており、競技志向の選手たちが合宿に来るほどのコースになっています。もちろん、選手以外もアルペンスキーを楽しむことができます。
初体験でも楽しめる!クロスカントリーの特設コース
毎年12月上旬から1月の中旬にかけて全日本スキー連盟公認のクロスカントリーコースがオープンします。年末にはレースも開催されるため、この時期はクロスカントリーの選手たちで大賑わいに!スキー場内には合宿所も準備されているため、選手たちが自分の腕を磨く絶好の場にもなっています。
「普通のクロスカントリーはちょっとハードだから疲れる」という方には、スノーシューなどの貸し出しも行っています。村内に宿泊している人はなんと無料で借りることができるのです。気軽な気分で森林の中を散策できるので、大自然を堪能してみたい方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
ゲレンデ麓のセンターハウスには便利な施設がたくさん
ベースエリアにあるセンターハウスには、休憩所やレストランなどの施設が備わっています。施設自体はこじんまりとしていますが、日帰りスキーに必要な最低限の要素を備えているといえるでしょう。
またセンターハウスの向かいには、プールや温泉を備えた「アルザ尾瀬の郷」があります。こちらは日帰り・宿泊スキーヤーを問わず非常に人気の施設!スキーで冷えた身体をすぐにぽかぽかに温めることができます。
日帰りには不向きだが都心からのアクセスは良好!
尾瀬檜枝岐温泉スキー場は尾瀬エリアでは比較的アクセスしやすい位置にあるので、車でも電車でも容易にアクセスすることができます。首都圏から行く場合は、東北新幹線で西若松駅へ行き、そこから会津鉄道に乗り換えます。「会津高原尾瀬口駅」からバスで70分程度。車でも鉄道でも3時間程度でアクセスすることができます。
首都圏からのアクセスを考えるならばもっと便利で広いスキー場がたくさんあるので、わざわざこのスキー場を選ぶ必要はないかもしれません。しかし、会津高原~尾瀬エリアを観光しながらスキーを楽しみたいという方にはぴったりの立地を誇っています。村周辺には民宿・ペンションをはじめとした宿泊施設がたくさんあるので、旅のプランによっては非常に有力な選択肢になるでしょう。
近くにはスキーヤー専用の「会津高原高畑スキー場」もある
尾瀬檜枝岐温泉スキー場から車で20分程度の場所には、「会津高原高畑スキー場」があります。こちらはスノーボーダー滑走禁止の全面スキーヤー専用ゲレンデになっています。位置的にも非常に近いため、「コースが難しすぎる」「バリエーション豊富なコースを楽しみたい」という方は、会津高原高畑スキー場に移動するのも一つの手です。スノーボーダーのいない快適なゲレンデでスキーの腕前を一段階あげてみるのも良さそうですね。
競技志向の人向け!シンプルながら魅力に溢れた上級者向けスキー場
「尾瀬檜枝岐温泉スキー場」は一般的なスノーリゾートとは違い、人を選ぶスキー場といえるでしょう。コースは上級者向けのみで、競技性の高いアルペンスキーとクロスカントリーコースがあることから、初心者が楽しめるスキー場ではないかもしれません。非圧雪のパウダーコースが上級者から非常に好評なので、これを味わいに来るだけでも大きな価値があるでしょう。腕に自信のある上級者ならば思う存分楽しめるスキー場です。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
関連するスキー場
尾瀬檜枝岐温泉スキー場 福島県
コース | 2 |
リフト | 2 |
最長滑走距離 | 450 m |
最大斜度 | 32 ° |