「だいせんホワイトリゾート」で海の見えるゲレンデを堪能!アクセスやホテルも紹介

2021年10月15日(金)
鳥取県の「だいせんホワイトリゾート」は、西日本一の規模を誇るゲレンデで、巷では「海の見えるゲレンデ」として人気を博しています。スキー場の魅力や、近場のおすすめホテル、人気のレストランなどを詳しく紹介します。割引などのお得な情報も要チェックです。

海と山を一望できるスキー場

リフトからの景色
スキーやスノーボードは、雪斜面を滑降するウィンタースポーツ。そのため、多くのスキー場は山を切り開いた場所にあるのが特徴です。しかし、「だいせんホワイトリゾート」は一般的なスキー場とはひと味違った珍しい特徴があるのです。

テーマは海の見えるゲレンデ

鳥取県西伯郡大山町にある「だいせんホワイトリゾート」は、1,709メートル級の大山の斜面を利用したゲレンデで、西日本では最大級の規模を誇ります。山肌を切り開いてつくられた点では他のゲレンデと変わりませんが、ここは日本でも珍しい「海が見えるゲレンデ」として有名なのです。晴れた日は、遠く隠岐島まで見えるそうで、目の前に海を見ながら滑走する爽快感はここでしか味わえないでしょう。

上の原エリアをはじめ4つのエリアを持つ

「だいせんホワイトリゾート」は、国際・豪円山・中の原・上の原の4つのエリアから成っています。海が見えるのはまさにこの「国際エリア」で、西日本最大級のスケールを誇ります。上級者のための「チャンピオンコース」の他、モーグルコースやスノーボードセクションなどのニーズに合わせたコース設定もされています。

「豪円山エリア」は、平均斜度6度の緩やかなゲレンデで、子供や初心者向けといえるでしょう。

「中の原エリア」は広大な扇型のゲレンデで、初級~中級向けの比較的緩やかなコースが続きます。

「上の原エリア」は初級者~上級まで幅広く楽しめるゲレンデで、直線のロングコースは滑り応え抜群です。コースの上部(2号リフト)にある「海が見える絶景スポット」も見逃さないようにしましょう。初級者は1号リフト周辺がおすすめです。

積雪や天気情報はホームページで確認

日本海側に位置するスキー場は、太平洋側によりも積雪が多いという特徴がありますが、積雪量やゲレンデの状態が毎年異なるため、情報は必ず確認する必要があります。だいせんホワイトリゾートのホームページでは、「天候・気温・積雪・コース閉鎖情報」が毎日更新されています。通常は、12月下旬にスキー開きが行われ、3月頃まで楽しむことができます。

だいせんホワイトリゾートのココがおすすめ

雪遊びをする子どもたち
「だいせんホワイトリゾート」の魅力といえば、多彩なコースとプログラムが揃っていることでしょう。おすすめポイントを厳選して紹介します。

大人から子供までスキー教室も充実

ゲレンデ
各エリアでは、子供から大人まで参加できるスキー教室を開催しています。5歳~小学校2年生までを対象にした「キッズレッスン」は1時間単位のレッスンで、初心者でも無理なくスキーを楽しむことができます。

小学3年生以上になると、半日または1日講習の「一般レッスン」となり、初心者・初級・中級・上級に分かれてみっちりと練習に取り組めるでしょう。

その他に、女性を対象にした「レディースレッスン」や、シニア向けの「シニアレッスン」、じっくりと取り組みたい人向けの「プライベートレッスン」なども行ってくれます。また、スノーボードやスキーレーシングの専門スクールにも参加することが可能です。

だいせんホワイトリゾートでの食事

豪円山ロッジ
スキー場は食事処が限られているので、ランチスポットはあらかじめ決めておくのが理想です。だいせんホワイトリゾートでのおすすめグルメを紹介します。

中の原スキーセンターのチキン南蛮丼

「中の原エリア」にある「中の原スキーセンター」には広々としたレストランが完備されています。天井が高く開放感があり、仲間や家族でゆっくりと食事ができますよ。新メニューの「チキン南蛮丼」は分厚くジューシーなチキン南蛮が自慢の、ボリューム満点の逸品です。その他、カレーやラーメン、ソフトクリームなどがあります。

また「豪円山エリア」の「豪円山ロッジ」には230席を誇る大型のレストランがあり、こちらでもタルタルソースが絶品の「チキン南蛮丼」を食べることができますよ。

「国際エリア」なら地元食材と手作りにこだわった「ロッジ大山」での食事がおすすめです。

だいせんホワイトリゾートへのアクセス

だいせんホワイトリゾートの全体図
だいせんホワイトリゾートまでのアクセスを紹介します。

車や路線バスでのアクセス

岡山方面から車を利用する場合は、米子自動車道「米子I.C.」から大山方面へ走ります。松江・出雲方面からは、山陰道「米子東ランプ」で下車し大山方向へ向かって下さい。最初の交差点を右折すると、途中に案内看板が出ているので、案内に従い「大山寺方向」に進みます。米子駅からは路線バスがあり、乗車時間は約50分です。最寄りの「大山寺」のバス停から徒歩で15分以内で到着します。

大山駐車場は平日割引あり

車で来場する場合は、鳥取県立大山駐車場が利用できます。屋外駐車場(4カ所)と屋内駐車場(3カ所)があり計840台の駐車が可能です。

だいせんホワイトリゾートでの宿泊

温泉
日が暮れるまでウィンタースポーツを楽しみたいという人は、ゲレンデからなるべく近い場所に宿泊することがおすすめです。シーズン中は混みあうので早めに予約を入れましょう。

ホテル大山しろがね

客室・館内・コテージ・グループとさまざまなタイプの部屋が選べるのが「ホテル大山しろがね」の魅力です。プランは素泊まりと食事付きがあり、ツーリング客や登山客に対応したオリジナルのプランも充実しています。

大山どりや鳥取和牛、マグロ、松葉ガニなど、旬の海山の幸をふんだんに使った夕食にも定評がありますよ。

ロッジ大山

「国際エリア」にあるグループ施設で、食堂、宿泊施設、休憩所が完備されています。この施設は「ホテル大山しろがね」の直営店となっており、宿泊は1泊2食付でリーズナブルな価格です。

海の見えるゲレンデでウィンタースポーツを楽しもう

ゲレンデ
「だいせんホワイトリゾート」は、大阪や広島、岡山からのアクセスが良好で、岡山・四国方面からは直通のバスも出ています。雪質、積雪量ともに恵まれたゲレンデを多く有しているので、初心者から上級者まで幅広く楽しめるでしょう。「ゲレンデから海が見たい」という理由で訪れるのもありですよ。

だいせんホワイトリゾートの詳細情報はこちら

※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。

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