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大自然の景観を思う存分楽しめるゲレンデ
標高2,000mの山頂に広がる360度の大パノラマとパウダースノー、樹木に囲まれた林間コースが自慢の「志賀高原焼額山スキー場」。自然の地形が生かされたゲレンデでは、雪化粧した針葉樹を眺めながら滑走することができます。
例年12月下旬から2月下旬の毎週土曜日や年末年始などはナイター営業、週末など4月の指定日には早朝営業もあり、時間や季節によって異なる景色を眺めながらの滑走も魅力です。
中級レベルが充実!バリエーション豊富なコース設計
ゲレンデには、輸送力の高さに定評がある2本のゴンドラと、小回りの利く3本のリフトが配置されています。コースは全部で16本。最長滑走距離は2,500mとロングランを楽しめるコースが備わっています。
隣接する一の瀬エリアが初級者コースの割合が高いのに対して、志賀高原焼額山スキー場には中級コースが充実しています。コースの難易度割合は、初級15%・中級70%・上級15%。初心者クラスを卒業した中級者スキーヤーが一番楽しめるゲレンデといえるでしょう。
初級者は、「志賀高原プリンスホテル 南館」前に広がる「サウスコース」などで1,000m近い滑走を楽しめます。初心者やソリ遊びのキッズは「志賀高原プリンスホテル 西館」前の焼額山ファミリースノーパークへ。スノーエスカレーター完備なので、雪が初めての子供達も楽に滑る楽しさを体験できます。
中〜上級者に人気のコースは?一枚バーン「オリンピックコース」
志賀高原焼額山スキー場を代表する人気コースといえば「オリンピックコース」。1998年の冬季長野オリンピックをはじめ、国際大会でも利用されています。一枚バーンの開放感に溢れたスキー体験ができるだけに、このコースを目当てに焼額山を訪れるスキーヤーが後を絶たないほど。最大斜度約31度の広々としたゲレンデで悠々と滑り降りることができます。
ホテル南館に一気に滑り込む「パノラマコース」も、北アルプス・北信五岳といった周囲の山々が一望できる人気のコース。晴れた日は特におすすめです。このほか、針葉樹の中、中級者でも非圧雪・急斜面の醍醐味を満喫できる「ジャイアントスラロームコース」、自然地形が多様に含まれた最大斜度約39度の「ヤケビウォール」など、上部には中〜上級者がチャレンジしたくなるコースが豊富です。
輸送力に定評がある2本のゴンドラ
2本あるゴンドラの輸送力も志賀高原焼額山スキー場の人気の理由のひとつ。待ち時間はほとんどなく、混雑時でも5分程度の待ち時間で山頂付近まで一直線で行くことができます。中級者から上級者レベルであれば、リフトよりもゴンドラを利用して、山頂付近から効率的にコースを回れるでしょう。
初心者や初級者であれば、2本ある初級者リフトの利用がおすすめ。小学生までであればリフト券が無料となるので、家族でのスキー練習にもぴったりの環境です。
志賀高原焼額山スキー場へのアクセス
志賀高原焼額山スキー場までのアクセスは、車の場合、上信越自動車道信州中野I.C.から志賀中野有料道路を利用して約45分、東京からは約3時間半ほどかかります。公共交通を利用すれば長野駅からバスで1時間30分程度。東京からだと新幹線とバスを乗り継いで3時間以上かかります。首都圏から日帰りスキーに行くのは難しいかもしれません。
焼額山の魅力を堪能するなら、宿泊してたっぷりと遊ぶのがおすすめ。併設のホテルが充実しているので、宿泊旅行を計画する価値は大いにあるでしょう。
コンセプトの異なる3つのプリンスホテル
ゲレンデ中央エリアには、西館・南館・東館と、志賀高原プリンスホテルが3館に分かれて建っています。
西館はリーズナブルな値段で機能的。宿泊料金を抑えて、アクティビティをがっつり楽しみたい層をターゲットにしています。
南館は中間クラスのグレードで、値段と質のバランスに優れたホテル。一人でもカップルでもおすすめです。スキー場の中央に位置していて、第2ゴンドラ山麓駅に直結しています。
東館は最もグレードが高く、部屋の質や料理もハイクラス。全ての部屋からゲレンデを眺められる位置にあり、豪華なリゾートステイを楽しみたい方にはぴったりの場所といえます。
各館の営業期間はそれぞれ異なり、東館が最も長く営業される予定です。スキー営業期間であっても休業する場合があるので、予約時に営業期間を確認してください。
一の瀬エリア付近にある宿泊施設に泊まるのもひとつの手。志賀高原焼額山スキー場を含め、志賀高原エリアのスキー場を数カ所回れば、より志賀高原の魅力を満喫できます。
志賀高原プリンスホテル
所在地:長野県下高井郡山ノ内町志賀高原焼額山
志賀高原プリンスホテル公式サイト
雪に慣れた中級スキーヤーには最高の場所
志賀高原焼額山スキー場は、中級スキーヤーの聖地と言ってもいいほど、中級者向けのコースが揃ったスキー場です。ゴンドラの輸送力が高いのでコースを効率的に回れるのも魅力。初心者やキッズには焼額山ファミリースノーパークもあるうえ、小学生以下はリフト無料!併設の志賀高原プリンスホテルや一の瀬エリアなどで宿を選んで、標高2,000mのパウダースノーを堪能してください。
※記事内の情報は掲載当時(2022年11月25日)のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。