スキーを楽しむの費用は平均どれくらい?
スキー場の場所、利用する交通機関によって、スキー旅行のトータル費用は変わります。一つの例として、新潟県湯沢町にある「神立スノーリゾート」へ日帰りスキーにかかる大体の費用を見ていきましょう。
「神立スノーリゾート」の一例(日帰りで一人当たり)
・新幹線(東京駅から往復)・・・約14,000円
・リフト券(大人)・・・4,700円
・スキー板+ストック+スノーブーツ+ウェア上下・・・8,000円
・食事&飲み物代・・・約2,000円
・コインロッカー料金・・・300円
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合計 約29,000円
スキー場への入場料「リフト券」
リフト券には、いくつか種類があります。営業開始から終了まで使える「1日券」、チケット発行時間から5時間使える「5時間券」、16:00〜20:00までのナイター専用の「ナイター券」などスキー場によって種類は異なります。
初心者の場合は、雪に慣れてからコースを滑れるようになるまで時間がかかるため、「1回券」がオススメです。1回あたり500円前後で利用できます。半日だけ滑れる「午前券」や「午後券」もあり、滑走者が少なく空いている時間に滑りたい日帰りスキーヤーに最適です。
スキー・スノーボード板のレンタル相場は3,000〜4,000円
スキー板+スノーブーツ+ストックも必要なアイテムです。スノーボードであれば、板+スノーブーツをレンタルします。スキーとスノーボードの板は、初心者・上級者用など選ぶ種類によって、価格差があります。いずれも1日レンタルした場合の相場価格は3,000〜4,000円前後です。
多くのスキー場では、スキー板+スノーブーツ+ストックなどがセットになったプランを用意しています。セット価格は単体よりもお得にレンタルできます。一泊二日や二泊三日というように宿泊してスキーを楽しむのであれば、2〜3日用のセットプランがオススメです。
防水性・保温性の高い「スキーウェア上下セット」
スキーやスノーボードウェアは、一般的な防寒着に比べると、防水性や保温性に優れています。長時間コースを滑っていると、ウェアについた雪がとけて体が冷えます。水を弾いて風を通しにくい専用のウェアを必ず着用しましょう。
スキー場では、多くの人が似たようなウェアを着ています。服装で同行者を見分けるのが難しくなります。派手なカラーや柄など派手なデザインを選んでおくと、もし家族や友人と逸れた際に見つけやすいですよ。
寒さ・紫外線対策に必須「三点セットほか小物類」
スキー場は標高の高い山に位置しているため、気温が低く吹雪くこともあります。ニット帽やネックウォーマーといった防寒アイテムの着用も忘れずに。雪に反射した紫外線により、長時間ゲレンデにいると、目の角膜が傷つく危険もあります。ゴーグルも必ず着用しましょう。
スキー場によっては、衛生面を考慮して、ゴーグルや手袋、ニット帽などの小物類を用意していないところもあります。その場合は、スキーセンター内に併設しているショップで購入可能です。販売価格は、ニット帽と手袋は2,000円前後、ゴーグルは4,000〜5,000円が相場となっています。
スキー場までの交通費
北海道や長野県、新潟県、群馬県といった大型スキー場が集中しているスノーリゾートでは、最寄り駅とゲレンデを行き来する無料送迎シャトルバスが充実しています。
東京周辺の日帰りスキーヤーには、長野県「軽井沢プリンスホテルスキー場」と新潟県「苗場スキー場」が人気です。東京からのアクセスが良く、最寄り駅からゲレンデへ向かうバスの運行本数も多いため、移動もスムーズ。最寄駅からスキー場へ向かうバスの運行スケジュールは、曜日によって異なります。発車時間を間違えないようにしましょう。
・東京駅〜軽井沢プリンスホテルスキー場(所要時間:約1時間7分)
交通費(往復):13,000円程度
東京駅→(北陸新幹線 はくたか)→軽井沢駅→(シャトルバス)→軽井沢プリンスホテルスキー場
・東京駅〜苗場スキー場(所要時間:約1時間53分)
交通費(往復):14,000円程度
東京駅→(上越新幹線 とき)→越後湯沢駅→(路線バス)→苗場スキー場
「ゲレンデでの食事代」は1人あたり1,500〜2,000円前後
ゲレンデの食事料金は、1人あたり1,500〜2,000円前後です。街中にある飲食店に比べると、少々割高の設定です。コースを滑ったあとに食べるお料理は格別の味わいです。店内入り口の食券機でチケットを購入するスタイルで、カードでの支払いは不可のところも多いので注意しましょう。滑っている途中で水分補給をする際、自動販売機でも飲み物を買えるよう小銭やお札を多めに持っておくと安心です。
大規模スキー場のスキーリゾート「軽井沢プリンスホテルスキー場」や「苗場スキー場」では、レストランが充実しています。うどんやカレー、パスタなど、和食からイタリアンまで目移りしてしまうほどの豊富なメニューが満載です。
旅館・リゾートホテル・ゲストハウスによって異なる「宿泊費」
スキー場近くのホテルや旅館に宿泊する場合は、日帰り料金とは別に、宿泊料も発生します。宿泊場所にもよりますが、ゲレンデ内に併設しているリゾートホテル、スキー場に近い旅館は人気が高く、宿泊料金も高めです。
宿泊費用を抑えたい方は、他の利用客と同じ部屋に泊まる「ゲストハウス」、食事プランなしで泊まるだけの「素泊まり」がオススメ。スキー場から離れるため、アクセスは不便ですが、リゾートホテルや旅館よりも格安です。12月下旬から3月までのシーズン中は、混み合い、予約が取りづらくなるため旅行プランは早めに計画的に立てましょう。
移動手段を工夫してスキー旅行を楽しもう
今回は、日帰りスキー旅行をした場合にかかる1人あたりの費用相場をご紹介しました。スキー場の場所によっても交通手段やアクセスの利便性は異なりますが、新幹線を利用すれば、道路の交通状況の影響を受けることなく、目的地までの移動時間を短縮することができるでしょう。交通費を抑えるには、格安で利用できる高速バスがオススメ。移動手段を変えることで、スキー旅行の費用を安くできます。ぜひ工夫してスキー旅行を楽しみましょう。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
関連するスキー場
神立スノーリゾート 新潟県
コース | 16 |
リフト | 6 |
最長滑走距離 | 3,500 m |
最大斜度 | 45 ° |
苗場スキー場 新潟県
コース | 24 |
リフト | 12 |
最長滑走距離 | 4,000 m |
最大斜度 | 34 ° |
軽井沢プリンスホテルスキー場 長野県
GALA湯沢スキー場 新潟県
コース | 16 |
リフト | 12 |
最長滑走距離 | 2,500 m |
最大斜度 | 33 ° |
スノーパーク イエティ 静岡県
コース | 5 |
リフト | 6 |
最長滑走距離 | 1,000 m |
最大斜度 | 25 ° |