目次
平庭高原スキー場にはどんなコースがある？
平庭高原スキー場はコースが充実しているので、初めてスキーをする人も経験者も多くの人が楽しめるのが特徴です。コース情報を紹介します。
ハーフパイプ用など多彩な10コースを完備
平庭高原スキー場には、初級者から上級者に対応した、変化に富んだ10コースが整備されています。スキー場に入ってまず目に入る「中央ゲレンデ」は、平均斜度10度・最大斜度15度と適度な緩斜面のゲレンデです。コース幅が比較的ワイドなので、初心者やファミリーに適しています。初級者向けコースは「かもしかコース」など全4コースがあります。
中級者向けのコースは、緩急の変化がある滑走距離900メートルの「ラビットコース」など全3コース、上級者向けコースは、コブや30度の壁がある「チャレンジコース」、新雪が楽しめる「チャンピオンコース」の2コースです。
平庭高原スキー場には、ハーフパイプコースが設定されているのが大きな特徴です。ハーフパイプコースは前半部全長100メートルがハーフパイプで、後半がワイドな緩斜面となっており、初心者の練習としても最適です。
平庭高原スキー場の魅力とは？
バラエティ豊かなコース設定に加えて、平庭高原スキー場には、さまざまな魅力があります。ゲレンデでの景色やレンタルなどの設備など、スキー場選びで気になるポイントを紹介します。
極上パウダースノーと30万本の白樺林を体感
平庭高原スキー場は、東北地方屈指と称されるほどの極上のパウダースノーを楽しめるのが大きな魅力です。そして、岩手県立自然公園に指定されているエリアに位置していることから、約30万本の白樺林が林立しているのも特徴です。パウダースノーが降り積もる広大な白樺林の中を滑走すれば、爽快感を味わうことができるでしょう。
レンタルとスクールがあるから初心者も安心
スキー場へ行くときに気になるのが荷物。スキー用品を運ぶとなるとかさばり一苦労という声は多くあります。そんなときに便利なレンタルサービスは、平庭高原スキー場でも利用できます。スキー板・ブーツ・ストックのスキー3点セット、スノーボードとブーツのスノーボード2点セット、ウェアのレンタルが可能です。そりもレンタルできるので、小さなお子さんやスキーをしない人もそりで遊ぶことができますね。
また、平庭高原スキー場では、スキーの技術を学べる「平庭高原スキー学校」を開校しています。シーズン中の12・1月は土日祝日、2・3月は日曜のみ開校されています。一般レッスンや子ども対象のちびっこレッスンの他、個人レッスンや10名以上の団体レッスンもあります。レッスンは、2時間の半日レッスンまたは4時間の1日レッスンから選択できるので、滞在時間に合わせて選びましょう。
アフタースキーはしらかばの湯でほっこり
スキーで疲れた体を癒やすには、お風呂がおすすめです。平庭高原スキー場に隣接する「平庭山荘」内の「しらかばの湯」は日帰り入浴に対応した、アフタースキーに適したスポットです。
疲労回復や美肌、腰痛などに効果が期待される「ヘルストン人工温泉」の湯で、一日の疲れをリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
お腹がすいたらレストランで休憩
スキーをしたり雪で遊んだりしていると、どうしてもいつも以上にお腹がすいてしまうものです。そんなときは、おいしいゲレンデ食で空腹を満たしてみてはいかがでしょうか。平庭高原スキー場では、隣接するレストランで地元の名産品を気軽に味わえます。
レストランやまぼうしで短角牛料理を堪能
平庭高原にある平庭山荘内の「レストランやまぼうし」では、岩手県の名産である、希少な短角牛のメニューを豊富に取り揃えています。一般的な黒毛和牛よりもタンパク質が多いながら脂肪が少ないヘルシーな短角牛を、ステーキやハンバーグ、焼き肉などで堪能できます。
その他にも、ラーメンやそば・うどんなどの麺類、久慈の名物料理である「まめぶ」など、多彩なメニューから選択できます。まめぶとはクルミと黒砂糖を包んだ小麦団子のことで、このまめぶと野菜やきのこなどを煮干しや昆布だしで煮込んだ料理です。まめぶ汁とも言われています。
平庭高原スキー場へのアクセス
平庭高原スキー場は、岩手県内各地から車や公共交通機関利用でアクセスしやすい場所にあります。久慈市内、盛岡市内から平庭高原スキー場へのアクセス方法をまとめました。
車でのアクセス方法
車を利用して久慈市内から平庭高原スキー場へ行くには、国道281号線を経由します。久慈市内からの所要時間は、約40分です。
盛岡市からアクセスするには、国道4号線と国道281号線を経由して約1時間45分、二戸市から向かう場合は葛巻町まで国道345号線を利用し、その後国道281号線を経由すると約1時間で到着できます。
バスでのアクセス方法
平庭高原スキー場へは、公共交通機関を利用してアクセスすることもできます。JR八戸線・三陸鉄道北リアス線「久慈駅」からJRバス「盛岡駅」行きに乗車すると、約50分で最寄りバス停の「平庭高原」に到着します。
また、盛岡駅からはJRバスも利用できます。「白樺号」に乗車すると、2時間ほどで平庭高原へアクセスできます。
平庭高原スキー場周辺の宿泊施設
平庭高原スキー場を利用する際に便利な宿泊施設を3軒紹介します。
和室、洋室、コテージあり「平庭山荘」
スキー場から近い宿を探している人に最適な宿が、平庭山荘です。こちらは平庭高原スキー場に隣接しており、宿からゲレンデまでとても近いところが魅力です。客室は、本館で和室・洋室から選択できるほか、本館から見下ろす場所に位置する「コテージ白樺村」では、1棟24名まで収容可能なコテージの利用もできます。
先述のしらかばの湯やレストランやまぼうしも併設しており、宿泊しながら温泉やおいしい食事を楽しめるのもメリットです。
平庭山荘
住所：岩手県久慈市山形町来内第20-13-1
昭和レトロな雰囲気満載「つたや旅館」
平庭高原スキー場への公共交通機関の拠点となるJR・三陸鉄道久慈駅から徒歩わずか3分の好立地にあるのが、「つたや旅館」です。徒歩約5分の場所には飲食店街もあり、スキーだけではなく食事や観光にも利便性が高い旅館です。昭和28年創業の宮造りのレトロな建物が特徴的な旅館には、懐かしい雰囲気が漂い、ゆったりとくつろげます。
つたや旅館
住所：岩手県久慈市中央2-22
和洋中料理に舌鼓「久慈グランドホテル」
「久慈グランドホテル」は久慈駅の裏手、徒歩約5分の場所にあります。客室はシングル・ダブルの洋室に加え、和室も用意されています。
館内1階には和洋中料理が楽しめるレストラン「アゼリア」が入っており、朝食・昼食・夕食が味わえます。中でもおすすめは、久慈の海の幸をたっぷり使用した、ホテル自慢の「海女の磯蔵膳」です。
久慈グランドホテル
住所：岩手県久慈市川崎町10-15
雄大な白樺林の景色の中でスキーを楽しもう
平庭高原スキー場は、多彩なコースと極上の雪質で滑れるスキー場です。近隣には宿泊施設もあり、公共交通機関でのアクセスも至便なので、岩手県内の観光とあわせて日帰りまたは泊まりがけのスキー旅行どちらにもおすすめのスポットです。
平庭高原スキー場
住所：岩手県久慈市山形町来内20-13-1
営業期間：例年12月下旬〜3月下旬
公式サイト：http://hiraniwa.com/resort/ski/
今回は、岩手県久慈市に位置する「平庭高原スキー場」をご紹介しました。平庭高原スキー場のようにパウダースノーに出会えるスキー場は、東北エリアをはじめ他のエリアにも多数あります。WAmazing Snowで気になるスキー場やお得な情報を探してみましょう。
※この記事の情報（価格や時間など）は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
