【奈良】「スノーパーク洞川」はファミリーにおすすめ！ゲレンデ・アクセス・宿情報

「スノーパーク洞川」は初心者におすすめ

「スノーパーク洞川」は奈良県にあるスキー場のひとつで、全長約400メートルのこぢんまりとしたゲレンデです。標高差は80メートルで緩やかな斜面になっているので、初心者、中級者向けのゲレンデといえます。そり遊びも楽しむことができるので、来場者の多くはお子さん連れのファミリーです。

一方、「スノーパーク洞川」は紀伊半島の豪雪地帯にあるため、標高900メートルを超える地点ではパウダースノーの雪質なので、上級者にも人気があります。

近くには、日帰り温泉施設「洞川温泉センター」があり、冷えた体を温めて帰ることができます。また、名水100選にも選ばれた天然水を持ち帰る人も多いようです。

ロープトゥ2基と初級、中級の2コース

「スノーパーク洞川」は、初級と中級の2コースあります。リフトは、ロープトゥが2基設置されています。「ロープトゥ」とは、リフトの沿線に張られたロープに一定の間隔で持ち手がつけられたリフトで、スキーヤーは持ち手を握り、斜面を上がっていきます。滑るときと同じような格好で、逆に斜面を上がっていくと思っていただければ良いでしょう。ロープトゥは、初心者にとってバランスを取るのが難しいといわれますが、滑降の練習にもなります。

「スノーパーク洞川」の人気ポイント

「スノーパーク洞川」の人気の秘密は、ウェアがあれば手ぶらでスキーやそりが楽しめること、傾斜がなだらかで小さなお子さんも安心して遊ばせられることなどが挙げられるでしょう。「スノーパーク洞川」のレンタルサービスやゲレンデ、周辺施設について見ていきましょう。

スキー、そりのレンタルが可能

スキーの1シーズンの利用回数が少ない場合は、レンタルのほうが安上がりかもしれません。また、お子さんの成長に合わせて大きなサイズのスキーを購入しようか迷っている場合は、レンタルでお試しするのもおすすめです。「スノーパーク洞川」では、スキーやそりのレンタルができます。スキーと靴のセットは、大人用と子供用があります。さらに、小さいお子さんに人気のそりは、大きいサイズと小さいサイズのレンタルがあります。

子供は雪遊びやそり遊びで楽しめる

標高が高い場所は上級者向けですが、下のほうは斜面がなだらかなので、小さなお子さんも雪遊びやそり遊びで十分楽しめます。ご家族で行くなら、大人が交替でお子さんと雪遊びをしながら、スキーを楽しむこともできます。そり遊びに飽きたら、雪だるまを作って遊ぶのも楽しいでしょう。

スキーのあとは近くの温泉施設へ行こう

スキーを楽しんだ後は、冷えた体を温泉で温めましょう。「スノーパーク洞川」の近くには、温泉施設も充実しています。「洞川温泉センター」は、「スノーパーク洞川」から車で約10分の日帰り入浴ができる温泉施設で、無味無臭の単純温泉です。名産吉野杉を使った建物に桧の浴槽があり、柔らかなお湯がスキーで疲れた体を癒してくれます。

温泉に来たからにはお肌もツルツルにして帰りたい人には、肌に嬉しい成分がたっぷり入った天の川温泉がおすすめです。体を温めながら、お肌もきれいになります。

また、温泉に薬効を求めるなら、みずはの湯がおすすめです。絶景を見ながら、生薬が配合された露天風呂を楽しむことができるので、スキー三昧の疲れもバッチリ解消できるでしょう。

「スノーパーク洞川」へのアクセス

「スノーパーク洞川」へは、車でも公共交通機関でも行くことができますが、公共交通は電車、バス、タクシーを乗り継ぐことになります。車で行く場合は、冬季通行止の道路があるので注意が必要です。

車を利用の場合

「スノーパーク洞川」へ車で行く場合は、南阪奈道路の葛城ICからおよそ80分、国道165号（大和高田バイパス）から国道309号を経由し、天川川合交差点から県道21号に入り洞川方面へ向かってください。

小南トンネルや五番関トンネル、行者還トンネルを経由する道路もありますが、これらの道は冬期通行止めになっています。カーナビを設定する場合は、国道を優先にし、下市町から国道309号線を走るルートを設定するようにしましょう。

公共交通機関を利用する場合

「スノーパーク洞川」には直通の公共交通機関がありません。そのため、電車・バス・タクシーを乗り継ぐ必要があります。スキー場の最寄り駅は、近鉄吉野線の下市口駅になります。そこから奈良交通バスに乗車し「洞川温泉」までおよそ90分、下車後タクシーでおよそ10分で「スノーパーク洞川」に到着します。

スキー場から車で約30分の距離にある洞川温泉の宿

「スノーパーク洞川」近くには、日帰り入浴ができる温泉施設が多いですが、宿泊できる温泉もたくさんあります。スキーを1日たっぷり楽しんだら、洞川温泉でゆっくり宿泊し、美味しいお料理を食べながらのんびり過ごすのも良いのではないでしょうか。こちらでは、「スノーパーク洞川」近郊のおすすめの宿泊施設を3つご紹介します。

タイムトリップしたような「洞川温泉 大峰ホテル 丸文」

レトロな外観の「洞川温泉 大峰ホテル 丸文」は、「スノーパーク洞川」から車で15分ほど。お部屋から洞川の豊かな自然を眺めることができる温泉宿です。お部屋は全て広々とした和室になっており、小さなお子さん連れのファミリーでもゆったり過ごせるでしょう。大浴場からは、山上川の景色とライトアップされた龍泉寺を見ることが可能です。
このホテルおすすめ料理はお肉で、特にスキーシーズンに人気なのは鴨鍋です。温泉で体の疲れを取った後に脂の乗った鴨鍋を食べれば、スキーでぺこぺこに空いたお腹も満たされるでしょう。

洞川温泉 大峰ホテル 丸文
住所：奈良県吉野郡天川村大字洞川209

24時間入浴可能の温泉でゆったり「花屋徳兵衛」

「花屋徳兵衛」は、「洞川温泉 大峰ホテル 丸文」と目と鼻の先にある宿です。「花屋徳兵衛」の自慢は、何と言っても神経痛や疲労回復に効果のあるお風呂です。半露天風呂の「後鬼の湯」、内風呂の「前鬼の湯」は、いずれも24時間入浴可能なので、宿泊中何度でも入ることができます。「後鬼の湯」では、お風呂から見える四季折々のお庭が楽しめるでしょう。夜は庭がライトアップされて幻想的な景色が広がり、日中は静かな雪景色が広がります。また、貸切風呂の「是空の湯」もあります。ファミリーで訪れるなら、貸切風呂でのんびりするのも良いでしょう。貸切風呂は事前予約が必要で、宿泊者のみが利用可能です。
地元の旬の材料を使った料理も人気で、スキーシーズンは名水で作られた湯豆腐やぼたん鍋、鴨鍋が楽しめます。

花屋徳兵衛
住所：奈良県吉野郡天川村大字洞川217

大勢で宿泊も可能な「洞川温泉 角甚」

上の二つの宿同様洞川温泉にある「洞川温泉　角甚」は、和の趣が特徴の温泉旅館です。大人数での宿泊が可能な三間続きの和室をはじめ、桧の露天風呂がついた和室や昔ながらの和室があります。露天風呂が設置された客室では、24時間入浴が可能です。桧の香りをかぎながらきれいな景色を眺めて、贅沢な時間を過ごせます。大浴場には、バブル付きの漢方の湯と超音波ジェットバスがついた石造りのお風呂の2種類があり、1日遊んで疲れた体をしっかり癒せるでしょう。また、陶器で作られた貸切風呂もあります。温泉の泉質は単純アルカリ泉で、疲労回復や筋肉痛、関節痛、冷え性などに効果が期待できます。
さらに、地元の名物「名水豆腐」や鹿肉料理、ぼたん鍋、鴨鍋など、山里ならではの料理も自慢です。

スキー場が珍しい奈良県で雪と温泉を楽しもう！「スノーパーク洞川」

「スノーパーク洞川」は、緩やかな傾斜が特徴で、初心者から中級者向けのゲレンデです。スキーやスノーボードだけでなく、そりのレンタルもしており、大人から小さなお子さんまで家族で1日楽しく遊べます。「スノーパーク洞川」の近くには、日帰り温泉があるので、冷えた体を温めて帰ることができますが、スノーシーズンに人気の鴨鍋やぼたん鍋を食べながら、ゆっくり温泉に入って宿泊するのもおすすめです。

スノーパーク洞川の詳細情報はこちら

※この記事の情報（価格や時間など）は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。