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口コミでも好評のたいらスキー場の人気の秘密は?
たいらスキー場は、富山県西部・南砺市にあるスキー場です。ゲレンデはリフト3本、コース4本とコンパクトですが、初級~上級者までをカバーするコースが揃っており、口コミでも高評価です。たいらスキー場の人気の秘密をチェックしてみましょう。
レベルで分かれた4つのコース
スキー場には初級者用のエンジョイコース、中級者用のセントラルコース、中・上級者用のダイナミックコース、上級者用のスカイラインコースと4つのコースが用意されています。
センターハウス周辺にはキッズパークもあり、子どもと雪で戯れたい家族連れも楽しく過ごすことができます。
充実したレンタルセット
スキーやスノボアイテムをレンタルしたい人は、ゲレンデ下・中央部にある、「ロッヂシマヤ」に向かいましょう。
ここではスキーやスノボに必要なアイテムを、セットまたは単品で貸し出しています。ウェアに加えてゴーグルやグローブの貸し出しもあるので、手ぶらで出かけても問題ありません。
また、子どもとそり遊びをしたい人も、こちらのレンタルを利用しましょう。そりは小型や大型、ハンドル付きなどバリエーションが豊富なので、子どもの年齢に合わせた遊び方で楽しめます。
目的に合わせてコースを選ぼう
スキー場の標高は630~933メートルですが、コースの最大斜度は35度もあり、腕試しをしたい上級者にもぴったりです。スキー、スノーボードに加えモーグルやクロスカントリーもOKなので、いつもと違うウィンタースポーツにチャレンジしたい人は、挑戦してみてはいかがでしょうか。
大会も開かれる本格的なモーグルコース
たいらスキー場には本格的なモーグルコースがあり、近年は全国規模の大きな大会が続々と開かれるようになりました。モーグルのトップレベルの大会には平均斜度30度程度が好ましいとされますが、そのようなスキー場は全国でもあまり見られません。
その点、たいらスキー場には平均斜度29度の広いゲレンデがあり、トップランカーが腕を競うのにふさわしい環境といわれています。全国でも3本の指に入るともいわれるたいらスキー場のモーグルコースは、ぜひチェックしておきましょう。
クロスカントリーやスノーボードも楽しめる
たいらスキー場では、スノーボードが全面走行可能です。ただしクロスカントリーをやってみたいという人は、スキー場横にある、クロスカントリーコースに移動しなければなりません。
こちらは全日本スキー連盟によって公認を受けており、5,710キロメートルのクロスカントリーコースが用意されています。ゲレンデは「たいらクロスカントリー管理棟」が管理しているので、クロスカントリーコースを利用する際は、そちらで手続きを行いましょう。
キッズパークでファミリーみんなで楽しむ
「センターハウスメープル」の前には、子どもから大人まで楽しめるキッズパークが設置されています。子どもがぐずってもすぐにセンターハウスに戻れるので、休憩したい時に便利です。エリア内ではそり遊びや雪遊びができ、スキーをしない子どもも1日楽しく過ごせるでしょう。
午前中遊び疲れたらランチ休憩にしよう
たいらスキー場内にはレストランが2つあります。どちらもゲレンデ下部にあり、行き来も容易です。
センターハウスメープル
第一ロマンスリフトの下、駐車場からすぐそばにあるのが「センターハウスメープル」です。こちらは1階がスキー場管理事務所となっており、レストランは2階にあります。
レストラン内は木製のテーブルセットに木の梁がマッチして、ナチュラルな雰囲気です。スキー場の定番メニューが揃っていますが、特にラーメン・カレーが人気のようです。
ロッジ峰
ゲレンデ中央部、セントラルコースやスカイラインコースの終点付近にあるのが「ロッジ峰」です。こちらは宿泊施設ですが、宿泊しない一般客も食堂が利用できます。
たいらスキー場へのアクセス方法
たいらスキー場は高速道路を降りてからほど近いため、アクセス良好です。電車を利用する場合は、駅からバスなどを利用することになります。スキー場までのアクセス方法を詳しく見てみましょう。
車で行く場合
関西方面から車を利用する場合は名神高速道路を使い、「米原JCT」で北陸自動車道に乗ります。さらに「小矢部砺波JCT」で東海北陸自動車道に乗り「福光I.C.」で降りましょう。ここから国道304号を五箇山方面へ20分ほど走ると到着です。所要時間はトータルで4時間ほどかかります。
スキー場には24時間無料の駐車場があり、600台の収容が可能です。
公共交通機関で行く場合
公共交通機関を利用する場合、最寄り駅はJR城端線「城端駅」です。ここから加越能バスで20分ほどで最寄りのバス停に着き、そこから徒歩10分ほどでスキー場に到着します。
新大阪駅から電車を利用した場合、特急サンダーバードで「金沢駅」へ行き、IRいしかわ鉄道に乗り換えます。次に「高岡駅」でJR城端線に乗り換えましょう。全体の所要時間は乗り換えの接続にもよりますが、4時間30分ほどです。
スキー場から近めの宿に泊待ってゆっくり寛ごう
たいらスキー場では特定日にはナイター営業も行っており、夜スキーも楽しむことができます。時間を気にせずのんびり過ごしたいという人は、周辺にある宿泊施設を利用してみてはいかがでしょうか。スキー場からほど近い宿泊施設を紹介します。
五箇山旅館よしのや
スキー場から車で約20分と好アクセスなのが「五箇山旅館よしのや」です。総部屋数は和室10室のみという小さな旅館ですが、ほっとできるアットホームな雰囲気です。「五箇山温泉 おぜの湯」という天然温泉もあるので、スキーやスノボで疲れた体をゆっくりと休めましょう。
旅館で提供される食事は、この地方ならではの飾らない郷土料理です。山菜やきのこ、川魚といった山里料理から五箇山豆腐を使った郷土料理まで、地元の旬が満載です。
さらに世界遺産にも登録された五箇山の合掌造り集落は、徒歩5分圏内にあります。ちょっと行ってみようかなという人には、宿の主人がガイドを務めるプランも用意されているので、利用してみましょう。
五箇山旅館よしのや
住所:富山県南砺市五箇山皆葎(かいむぐら)366
五箇山温泉 五箇山荘
ゲレンデまで同じく車で約20分のところにあるのが五箇山温泉「五箇山荘」です。こちらは和洋室があり、車いす対応の部屋がある旅館です。総部屋数は22室で、和室9室、洋室11室、和洋室2室と洋室が多いので、和室に慣れない人はこちらを利用しましょう。
お風呂は大浴場のほか露天風呂もあります。スキーで疲れた体に心地よく感じることでしょう。
提供される料理は五箇山ならではの山の幸と、富山の海の幸がふんだんに盛り込まれています。料理に合う日本酒とあわせると美味しさ倍増です。
さらに館内では、五箇山民謡の無料披露とささら体験が行われることがあります。この地方ならではのおもてなしを体験できるのも、宿の大きな魅力の1つです。事前に開催日を確認して、チャンスがあれば体験してみましょう。
五箇山温泉 五箇山荘
住所:富山県南砺市田向333-1
世界遺産観光とスキーの両方を満喫しよう
たいらスキー場は斜度が高く、中~上級者がスキルを磨くのにぴったりなスキー場です。コンパクトなゲレンデながらコースバランスが良いので、1日楽しく滑ることができるでしょう。また初心者や子連れファミリーが楽しめるコースや施設も充実しているので、レベルの違うグループでもマイペースに過ごせます。周辺には五箇山集落や温泉などがあり、観光にも適しています。できればゆっくり宿泊して、世界遺産観光や温泉巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
たいらスキー場
住所:富山県南砺市梨谷
営業期間:例年12月下旬〜3月下旬
公式サイト:http://www1.tst.ne.jp/skitaira/
今回は、富山県の世界遺産で有名な五箇山付近にある「たいらスキー場」をご紹介しました。周辺に魅力的な温泉や観光スポットが充実しているスキー場は全国各地にたくさんあります。WAmazing Snowでスキー場やお得な情報を探してみましょう。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。