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本州最高クラスのパウダースノーを体験できる
白馬乗鞍温泉スキー場のゲレンデがあるのは、白馬エリアでも特に内陸部に位置する極寒の土地。標高が高いこともあり、水気のほとんどないパウダースノーを堪能することができます。
また、山岳スキー場ならではの「オフピステツアー」も頻繁に行われています。大自然に囲まれた手つかずの非圧雪ゾーンを思う存分滑ることができると大人気!ツアーガイドのルールを守れば普段は滑走禁止のエリアも滑ることができます。時期によってはたくさんのツアーが企画されているので、興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。
防寒対策には特に注意が必要!
内陸部でも特に冷え込みが激しい地域なので、ゲレンデは全体的に寒いです。天候によっては吹雪になることもあるため、通常のスキー場とは比にならないほど冷える日もあります。寒さで身体が動かなくなれば、せっかくのパウダースノーを楽しめなくなってしまうので、「下着をいつもより多めに着こむ」「手袋を二重にする」「使い捨てカイロを持っていく」など、常に防寒対策を怠らないようにしましょう。
広大なゲレンデに広がるバリエーション豊富なコース
ゲレンデの総面積は135ヘクタール。白馬エリアの中では大規模なスキー場に分類されます。コース数も全14と多く、初級者から上級者まで誰もが楽しめる変化に富んだコースの数々が用意されています。
ゲレンデは大きく「若栗ゲレンデ」と「里見ゲレンデ」のエリアに分かれています。 山頂直下型の2000メートル級ロングコースや、針葉樹に囲まれたダウンヒルコースなど、個性豊かなコースがある一方、エリア間の連結はあまり良くありません。移動にはある程度の時間を要するので、あらかじめメインで遊ぶゲレンデを決めてから駐車場に車を停めた方が良さそうです。コース幅は全体的に細く急な斜面が多いため、少し雪に慣れてきた中級者向けのゲレンデです。
混雑とは無縁の珍しいゲレンデ
白馬エリアでは珍しくゲレンデの混雑が少ないのが特徴です。連休を挟んだ週末でもほとんど人がいないので、朝から晩まで快適にスキーを楽しむことができるでしょう。最高の雪質と広大なゲレンデを備えているにも関わらず混雑しにくい理由は、アクセスとエリア間の連結の悪さでしょう。行くまでに多少時間はかかりますが、一度着いてさえしまえば最高のクオリティーを誇るコースの数々を思う存分滑ることができます。
じっくり楽しめる宿泊向けのスノーリゾート
アクセスは「長野道松本インターチェンジ」から40キロ程度。約1時間程度細い山道を運転する必要があります。くねくねと曲がった細い山道なので、運転に慣れていない人だと辿り着くのは大変でしょう。ゲレンデの下部にある駐車場は比較的簡単に出し入れできるので、雪道初心者の方はこちらに停めるのがおすすめです。
白馬エリアでもアクセスしにくいスキー場なので、関東圏からの日帰りは難しいです。また鉄道でのアクセスも現実的ではありません。スキー場自体は白馬でもトップクラスのクオリティーなので、1~2泊してじっくり楽しむには最高のゲレンデといえるでしょう。
スキー後すぐに名湯を味わえるのが魅力
ゲレンデ麓には「白馬アルプスホテル」と「乗鞍荘」というホテルがあります。この二つの宿泊施設には日帰り温泉が付いているため、スキーが終わったあとすぐに温泉を楽しむことができるのです。乗鞍温泉から源泉を引いているので、もちろん100%源泉かけ流しの名湯!スキーで冷えた身体を温泉で温めるという、冬ならではの醍醐味を存分に味わえるのが最大の特徴です。
白馬アルプスホテル
住所:長野県北安曇郡小谷村白馬乗鞍高原
乗鞍荘
住所:長野県北安曇郡小谷村大字千国乙5506-1
本州トップクラスの雪質が魅力の一大スノーリゾート
「白馬乗鞍温泉スキー場」は、本州最高クラスの雪質と多彩なコースを備えた隙のないスキー場と評価できるでしょう。アクセスに難があるため気軽に行けるスキー場ではありませんが、さらさらのパウダースノーを味わえる上に混雑もほとんどないため、ぜひ一度は訪れてみたいゲレンデです。温泉とスキーを思う存分楽しむなら宿泊するのがベスト。大型リゾートにも引けを取らない素晴らしいコースがあなたを待っています!
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。