「地獄谷野猿公苑」の魅力!アクセスや温泉のサルに会うためのポイントを紹介

2022年10月31日(月)
志賀高原の奥地にある「地獄谷野猿公苑」では、日本でも珍しい野生の猿が温泉に入る光景を見ることができます。 志賀高原でもアクセスが悪く、温泉に入る姿を見れるのは冬の厳寒期のみ。行くのが難しいのにも関わらず、毎年冬シーズンになると多くの観光客が訪れる人気スポットになっています。 日帰りでは難しいけど、時間に余裕があるならぜひとも立ち寄りたい観光スポットです。今回はそんな「地獄谷野猿公苑」の魅力をお伝えしたいと思います。

そもそも「地獄谷野猿公苑」とは?

集まって寒さを凌ぐサルたち
世界的にも有名な野生のニホンザルの生態を観察できる自然公園です。山の中にある恵まれた環境下で餌付けを行っているため、野生のサルをとても近い位置で見ることができる珍しいスポットになっています。

公園内は自然にあふれていて、サル以外にも、植物や昆虫、カモシカなどの動物の生態を観察することも可能です。その中でも観光客に一番人気なのが、厳寒期にしか見られない「温泉のサル」というわけです。

温泉に入る珍しいサルの生態を近くで観察できる

サルと観光客
そもそも野生のサルが温泉に入るという習慣はありません。しかし厳寒期の山はあまりにも気温が低すぎるため、自分の身を守るすべとして、サルたちは温泉に浸かりに来るのです。

志賀高原が生み出す厳しい自然環境だからこそ、温泉に浸かるサルを見ることができるのです。この珍しい現象は世界中の動物研究家が興味を持っており、今でも研究が盛んに行われています。

「地獄谷野猿公苑」へのアクセス方法

細い雪道
アクセスは長野駅から急行バスに乗って40分程度。「スノーモンキーパーク」で下車するか、「上林温泉」のバス停で降りるのが一番近いです。上林温泉の駐車場からは徒歩30分程度で、細く足場の悪い林道を歩いていく必要があります。

マイカーで駐車場に直接アクセスすることも可能ですが、駐車場スペースは狭く、道も車一台通るのがやっとの細い道。冬期間は通行止めになることが多く、地元民でも危険なエリアなので、公共の交通機関を使うのがおすすめです。

温泉のサルに会うために気を付けたいポイント

2匹のサル
一番注意したいポイントは温泉にサルが来ているかどうかです。というのも、サルたちは冬なら毎日温泉に入りに来るわけではありません。冬でも特に気温が低く、冷え込みが厳しい朝方に来る傾向があります。

暖かい時期はいないかもしれないので、行く前に公式サイトから見ることができるライブカメラを確認するのが良いでしょう。開園時間が朝9時なので、6時頃に起きて一度ライブカメラを見てみるのがおすすめ。この時点で2~3匹入っていれば、大いに期待できると思います。

また、野生のサルに会えたとしても、目を見つめるのはやめておきましょう。これはサルたちにとって威嚇の意味になるため、襲われてしまう危険性があります。写真を撮るときなども、視線をそらしながらシャッターを押すことをおすすめします。

世にも珍しい温泉に入るサルに会いたい方はぜひ行ってみよう

サルの子ども
辿り着くのにとても苦労する観光スポットですが、動物好きなら行く価値は大いにあるでしょう。志賀高原でスキーを楽しむ予定がある方は、世にも珍しい温泉に入るサルの生態をぜひ観察してみてください!

地獄谷野猿公苑
住所:長野県下高井郡山ノ内町大字平穏6845

「志賀高原マウンテンリゾート」が気になる方はこちら!

※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。

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