スキー場のコロナ対策 - リフトやスクールなどの具体的な取り組みを紹介

2021年10月25日(月)
ウインタースポーツ好きには待ちに待った冬!でも、今年は新型コロナウイルスの感染リスクを考えて、なかなかスキー旅行の計画ができない方も多いことでしょう。スキー場では、訪れる人たちが少しでも安心して快適に過ごせるように、さまざまな工夫をしながらコロナウイルス感染対策が取られています。こちらでは、スキー場で行われている具体的な対策をご紹介します。是非参考にしてください!

施設で行われている対策や工夫は?

レストラン 2020-2021 Yeti. All Rights Reserved.

スキー場では、インフォメーション、レンタルサービス、チケット販売所、レストランなど、屋内で過ごしたり、人と接する機会がたくさんあります。施設では、少しでも人と人の接触を少なくするように、レストランでは座席の間隔を確保した配置にしてテイクアウトメニューを増やしたり、レストランやショップで商品の受け渡しや決済方法を工夫。館内全体で定期的に換気を行ったり、感染防止のレジガード設置や施設の消毒を徹底して、感染防止を心がけています。

人が集まるリフトやゴンドラ乗り場の対策は?

リフト乗り場 2020-2021 Yeti. All Rights Reserved.

スキー場で一番人が多く混雑しやすいところと言えば、リフトやゴンドラ乗り場。ウイルス感染の危険性があるうちは、リフトやゴンドラでグループ以外の乗合いを禁止したり、乗車分散の呼びかけ、待ち列での間隔を確保するなどして、密集を避けるようにしています。混雑する場合は、施設への入場制限を行うスキー場もあります。

室内イベントやレンタルは?

レンタルショップ 2020-2021 Yeti. All Rights Reserved.

換気やソーシャルディスタンスを十分確保できない時には、室内イベントを中止するスキー場も。それだけ、感染対策を徹底しているということですね。レンタル用品は、ゴーグルや手袋などのレンタルは禁止しても、スキー板やブーツ、ウェアなどは使用後に欠かさず除菌消毒をして、次の人が安心して利用できるように配慮されています。

スキー場の従業員もしっかり対策

検温 2020-2021 Yeti. All Rights Reserved.

感染拡大のリスクがあるのは、スキー場を訪れるスキー客だけではありません。スキー場の従業員は、出勤前や退勤時に必ず検温をして、体調を確認。手洗いや消毒にも、いつも以上に気を配っています。勤務中はマスクを着用し、特に多くの人に接触する場所では、フェイスガードや使い捨て手袋などもつけて対応する施設もあります。

スキースクールでも感染対策

スキー練習中

レッスン中に濃厚接触の可能性が高いスキースクールでも、最善の注意を払っています。基本的にはスキー場施設の規則に従って対応し、入校者には検温します。受付では感染防止のレジガードを設置して、教室など室内では換気と消毒を徹底。インストラクターや係員はマスクやネックウォーマーなどを着用して飛沫感染の防止に努めています。レッスン中も、距離を保つことを意識して、濃厚接触しやすいキッズレッスンや初心者のレッスンでも、顔は近づけないように配慮しています。

スキー場を訪れる私たちができる対策や気をつけることは?

消毒液と注意書 2020-2021 Yeti. All Rights Reserved.

スキー場では、寒さのために身に着けるグローブやゴーグル、ネックウォーマーなどがウイルス感染予防にも役立ちます。それでも、多くの人が集まるスキー場では、これまでとは違う心構えが必要です。

検温、マスク、消毒は欠かさずに!

スキー場の検温 2020-2021 Yeti. All Rights Reserved.

スキー場では屋外にいることが多いとはいえ、不特定多数の人が集まる場所。マスクをつけて行動しましょう。入場時にはサーモグラフィなどを使って検温します。体調が悪ければ、外出を控えるのがマナーです。入場後は、スキー場の各地点に置かれた消毒液で頻繁に手の消毒を。備え付けのアルコール消毒液が体に合わなければ、スキー場の係員に伝えると良いでしょう。体質に合った消毒液を持参すればより安心ですね。

密集しやすい場所は時間をずらすと吉?!

リフトに乗る 2020-2021 Yeti. All Rights Reserved.

リフトやゴンドラ乗り場では、ゴーグルやマスク、手袋をつけたまま乗るのがポイント。手袋をつけたままでいれば、アルコール消毒をする手間も省けますね。また、リフトを待つ間はソーシャルディスタンスが基本です。他のグループとの間隔はあけて、人が多い場所で会話を控えれば、さらに効果的な感染対策になります。
リフト乗り場やレストランなど、密集しやすい場所は他の人と時間をずらして行動すると、スムーズに動けるようになるかもしれません。ちょっとした配慮で、快適に過ごしましょう!

この冬は対策を万全に!そしてスキー場で思いっきり楽しもう

安比高原

スキーやスノーボードは個人のスポーツで他の人と近づく機会が少ない上、長い板をつけるだけで自然と他の人との間隔ができるので、飛沫感染の危険が少ないスポーツと言われます。それでも人と接する時は感染のリスクは避けられないもの。スキー場の規則に従って、冬を楽しく快適に過ごしましょう!

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※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。