天下森スキー場ってどんなスキー場?
「天下森スキー場」は、秋田県横手市増田町の山奥にある山岳リゾート。増田町は、冬に2メートル近い雪が降り積もる豪雪地帯として知られる地域です。雪が降り積もったあたり一面真っ白なゲレンデは、非日常の幻想的な雰囲気。地元市民の冬のレジャースポットとして、多くの家族連れで賑わっています。
リフト1本・コース2本のシンプルなゲレンデ構成
「天下森スキー場」のゲレンデは、約800メートルのペアリフトとロープトウ、初心者が練習しながらゆっくりと滑れる2本のコースのみというシンプルな配置。移動も複雑ではないので、ゲレンデデビューのビギナーはもちろん、お子様連れの家族での利用にもおすすめです。
初心者の練習には最適なコースが揃う
ゲレンデにある2本のコースは、いずれも山の傾斜がなだらかな初心者向け。後ほど解説しますが、リフトを登った後、真っ直ぐに降りてくるメインコースは特にコース幅も広いため、他の滑走者との衝突の心配がなく自分のペースでのびのびと滑走を楽しめます。
専用リフトの「ロープトウ」は少しコツが必要
「天下森スキー場」のコースを滑るには、ゲレンデ麓から運行しているペアリフト「ロープトウ」を利用します。ロープトウは、ベンチタイプのリフトとは違い、流れてくるロープを握りながら立ったまま雪山を登るというもの。ロープは流れが速く最初のうちはコツを掴むまでに時間がかかるため、他の利用者の動きをよく見てから利用しましょう。
天下森スキー場の魅力やおすすめポイントを紹介
「天下森スキー場」でスキーを楽しむなら、最初に幅の広い「天下森ゲレンデ」で練習をして、慣れてきたら「夏虫沢林間コース」を滑るという順番ががおすすめです。まさに「天下森スキー場」はスキー初心者の練習にピッタリなスキー場です。
変化のあるスリリングなコース「夏虫沢林間コース」
「夏虫沢林間コース」は、約800mの区間を、メインコースを迂回するようにして滑り降りるコース。山の平均傾斜が約10度となだらかで滑りやすいのが特徴です。コース脇に立ち並ぶ雪化粧した木々の絶景は、圧巻の美しさです。コース幅が少し狭くなっているため、自分の前や後ろを滑るスキーヤーに注意しましょう。
超初心者におすすめな「天下森ゲレンデ」
「天下森スキー場」を訪れたスキーヤーが最初に滑るのが、スキーセンター正面にある「天下森ゲレンデ」。見晴らしが良くコース幅が広いため、他の滑走者とぶつかる心配や急にスピードが出過ぎる恐怖もありません。子供もよく滑っています。
ゲレンデ麓のスキーセンターでひと休み
滑り疲れたあとは、ゲレンデ麓にあるスキーセンターで小休止。スキーは、膝の屈伸や腹筋、背筋など全身を使ってバランスを取りながら滑るため、慣れないうちは小一時間滑ると疲れてしまうこともあります。
スキーセンターで販売している、みそラーメンや揚げたこ焼きなどの軽食メニューを食べて疲れを癒しましょう。小腹を満たしたあと体力に余裕があれば、ライトアップされた夜のゲレンデで18時から21時まで実施されるナイタースキーを楽しんでみるのも貴重な思い出になるでしょう。
天下森スキー場のアクセス方法
東京駅から、天下森スキー場の最寄り駅である十文字駅までのアクセス方法と所要時間を紹介します。十文字駅からスキー場までの送迎バスはないため、駅からはタクシーもしくは、レンタカーで移動した方が良いかもしれません。車で約30分、13.7キロの距離です。
・電車+車(所要時間:約4時間30分)
東京駅→(秋田新幹線 こまち)→大曲駅→(奥羽本線)→十文字駅→(車)→天下森スキー場
スキーの後は温泉やグルメも満喫しよう
「天下森スキー場」は、コンパクトなため日帰りでも十分楽しめるゲレンデです。スキー場周辺には、全国で初となる漫画をテーマにした「横手市増田まんが美術館」や、日帰り入浴を楽しめる温泉施設も充実。また、スキー場のある横手市は出汁入りのウスターソースで味付けした「横手やきそば」がB級グルメとして有名な場所でもあります。スキーを楽しんだ後は、周辺の観光や横手市ならではのグルメも満喫できるでしょう。
天下森スキー場
住所:秋田県横手市増田町狙半内字夏虫沢188
営業期間:例年12月下旬から3月中旬
公式サイト:https://www.tengamori.jp/ski
今回は、秋田県横手市にある「天下森スキー場」をご紹介しました。コース数が豊富で規模の大きいスキー場も魅力的ですが、天下森スキー場のようにコンパクトで自分のペースでゆったり練習しやすいスキー場もおすすめ。WAmazing Snowで全国各地のスキー場やお得な情報を探してみましょう。
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