目次
1. 初めてでも怖くない!スノーモービル
最初におすすめするのは「スノーモービル」。スノーモービルとは、1人または2人乗りの小型雪上車のことで、冬のアウトドアとして人気のある乗り物です。新潟や北海道などの雪の多い地域では、移動手段としても使われています。
越後湯沢には、初めてでも本格的なスノーモービルの体験乗車ができるだけでなく、本格的にライセンス取得を目指す方にもぴったりな「スノーモビルランド湯沢」があります。スキー場で気軽にスノーモービル体験をするなら「湯沢中里スノーリゾート」や「NASPAスキーガーデン」がおすすめ。「スノーモビルランド湯沢」では小学生から、「湯沢中里スノーリゾート」の「ミニモービル」には10歳から体験可能。「NASPAスキーガーデン」では、小さな子供なら保護者の方と一緒に、小学5年生からは一人でも乗車できます。
スノーモビルランド湯沢
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町土樽151-1
「NASPAスキーガーデン」ではスノーチュービング、「湯沢中里スノーリゾート」ではスノーモービルに引っ張られながら雪の上を滑るジェットトレインなどのアクティビティもおすすめ。見渡す限り真っ白な銀世界の中、風を切って走る体験は迫力満点です。
2. 野生動物に出会うチャンスもある?!スノーシュー
せっかく雪景色がきれいに見える越後湯沢まで来たのなら、スノーシュー体験に参加してみるのもおすすめ。雪の上でも歩きやすいスノーシューを履いて、雪が降り積もった森の中を散歩するというアクティビティです。向こう側まで果てしなく続く一面の銀世界は幻想的な美しさ!
「苗場スキー場」にある「なえばネイチャーセンター」では、スノーシューツアーを開催しています。スノーシューのレンタル料が含まれているので、スノーウェアやニット帽、グローブ、ゴーグルがあればOK!スキーやスノーボードだと体力に不安がある方でも、スノーシューなら広大な雪原をのんびり歩いて、大自然を肌で感じることができます。週末や祝日はゴンドラを使ってスぺシャルコースへ。期間限定で開催される「夜の雪原スノーシューツアー」では、暗い森の探検だけでなく、雪のテーブルを作って暖かい飲み物を飲んだりして、特別なひとときを過ごすことができます。
3. 「湯沢高原ロープウェイ」で標高約1,000mの白銀の世界へ!
越後湯沢温泉街から気軽に行ける「湯沢高原スキー場」も人気観光スポットのひとつ。全長1,300メートル、世界最大級の大きさのロープウェイ「湯沢高原ロープウェイ」に乗って、標高約1,000メートルの頂上まで一気に上がることができます。ロープウェイでのおよそ10分間、大きな窓から望む大迫力の景色は圧巻。雪化粧した越後湯沢の街並み、山々の景色、広大な自然を一望する体験はなかなかできるものではありません。
春から秋は日本最大級の広さを誇るロックガーデン「湯沢高原アルプの里」で珍しい高原植物を楽しめますが、一面雪景色の絶景を楽しめるのは冬だけ!ぜひこのシーズンに訪れることをおすすめします。
また、越後もち豚、コシヒカリ、魚沼産地酒などの特産品を味わえる展望レストラン「エーデルワイス」や、薪窯で焼き上げるピッツァが自慢の本格イタリアン「リストランテ・ピッツェリアアルピナ」などで、景色を眺めながら優雅に食事をするのも贅沢な過ごし方。「湯沢高原スキー場」でのスキーのついでに、ふらっと立ち寄ってみてもいいかもしれません。
4. 夜のスキー場で非日常感を味わう「スノーナイトバギーツアー」
夜もアクティブに過ごしたい方におすすめなのが、「NASPAスキーガーデン」の「スノーナイトバギーツアー」です。最大5人が同乗できる雪上車で夜のスキー場を山麓から山頂まで目指すツアーは、スリル満点!ほかでは体験できない非日常感を味わうことができるでしょう。3歳から乗ることができるので、お子様連れの家族もみんなで楽しめるアトラクションです。
5. 新潟名物を作って食べて大満足!体験工房「大源太」
新潟を代表するグルメといえば、へぎそばや笹団子が有名です。越後湯沢駅から車で約20分の場所にある体験工房「大源太」では、そば打ち体験や笹団子作りに挑戦できます。
体験コースの一番人気はそば打ち体験。体験工房「大源太」で使われるそば粉は、地元越後湯沢で収穫されたそばの実から自家製粉しています。自家製粉したそば粉には、新潟そばに欠かすことのできないつなぎ「布海苔」も加えて、そば打ち体験がスタートします。そば打ちに必要な材料と道具は準備されています。ベテランの職人さんが丁寧に教えてくれるので、小さな子供でも楽しくそば打ち体験ができるでしょう。
1時間程度の体験の後、作ったそばは同工房で食べることができます。打ちたて、茹でたてのそばは、ツルッとした喉越しで噛み応えも十分。事前に注文すれば、季節の天ぷらをつけることもできます。
そば打ち体験や笹団子作りのほかにも、ちまき、こんにゃく、味噌作り体験などもあります。すべて室内で体験できるので、寒がりでも大丈夫。
越後湯沢駅からバスが出ているので、車がなくても移動手段の心配はありません。越後湯沢の食文化を体験できる機会はめったにないので、心に残る旅行の思い出になることでしょう。
体験工房「大源太」
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町土樽6399-1
6. 温泉街散策の合間に楽しめる無料の足湯
越後湯沢は、約800年の歴史があると言われる温泉地。夜は温泉がある宿泊施設に泊まるという方でも、時間があれば、ぜひ足湯スポットや共同浴場にも立ち寄っていただきたいものです。
越後湯沢駅西口を出ると、まず目に入るのが西口駅前広場の足湯。24時間利用可能な足湯は、開放的で何人も座ることができる広さです。さらに、駅前の「HATAGO井仙」と「越後のお宿 いなもと」という旅館の前にそれぞれ、宿泊しなくても無料で利用できる足湯があります。「HATAGO井仙」での利用は9時〜18時に限られますが、こじんまりとしていて、ほっと落ち着く空間です。
ちなみに、湯沢町歴史民族資料館「雪国館」の隣にある「足湯 かんなっくり」、「湯沢高原スキー場」にある「雲の上の足湯」などの足湯は冬季閉鎖。ほかの季節にぜひ立ち寄ってみてください。
HATAGO井仙
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢2455
越後のお宿 いなもと
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2497
7. 越後湯沢温泉外湯巡り
足湯だけで物足りなくなったら共同浴場へ。越後湯沢には、現在、公営の共同浴場が5カ所あります。ガーラ湯沢駅に近い「山の湯」、ガーラ湯沢駅と越後湯沢駅の間にある「駒子の湯」、越後中里駅に近い「岩の湯」、かぐらスキー場に近い「街道の湯」や「宿場の湯」と、点在しています。
山小屋風の「山の湯」、作家・川端康成の「雪国」の資料展示がある「駒子の湯」など、それぞれ特徴があるので、立地や特徴で選ぶと良いでしょう。共同浴場が気に入ったら、お得に5カ所を利用できる「外湯めぐり券」もおすすめ。利用期限が設定されていないので、次の機会にほかの共同浴場を訪れる楽しみにもなります。
2022年1月現在、宿場「二居宿」にある「宿場の湯」と、湯沢高原ロープウェイ山麓駅舎内にある「コマクサの湯」は営業休止中です。各施設の公式サイトなどで営業状況を事前に確認しておくと安心です。
8. 子供も大人も一緒に夢中になれる!「射的」
数十年前まで、温泉街や縁日でおなじみだった「射的」。越後湯沢の温泉街に昔は10軒ほどあったという射的場も、今では2軒ほど。そのうちの1軒「射的山崎屋」では、昔ながらの射的を楽しむことができます。街で見かけたら、ぜひ入ってみましょう。射的銃を渡されたら、身を乗り出して狙い撃ち!的に当たっても当たらなくても、子供から大人まで一緒に楽しく遊べるだけでなく、終わった後は気分がスカッとするでしょう。
射的山﨑屋
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢354-24
9. つい立ち寄りたくなる「ぽんしゅ館 越後湯沢驛店」
越後湯沢駅に直結する「ぽんしゅ館 越後湯沢驛店」は、日本酒を始めとして、厳選した新潟のお土産を取り揃える施設。越後湯沢のみならず、新潟の名産品を購入するのに最適な場所です。店内でお土産を買えるだけでなく、新潟全酒蔵の代表銘柄を利き酒できる「唎酒番所」、糀を使ったソフトクリームなどを食べられる「糀らって」、酒風呂に入れる「湯の沢」などが入っていて、観光の合間につい立ち寄りたくなる魅力が詰まっています。
ぽんしゅ館 越後湯沢驛店
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2427-3
越後湯沢周辺には誰もが楽しめる観光スポットが満載
越後湯沢周辺で楽しめる、アクティビティや観光スポットを紹介しました。ウィンタースポーツというとスキーやスノーボードが定番ではありますが、スノーモービルやスノーシューなどのアクティビティにも注目してみてください。さらに、そば打ち体験、共同浴場など、冬の越後湯沢の楽しみ方は色々。西口温泉街には温泉だけでなく、長い歴史を誇る老舗洋食店や、そば屋、お刺身をおいしく食べられる居酒屋などが軒を連ねています。温泉街を歩いて、越後湯沢を堪能してください。
WAmazing Snowの各スキー場の詳細情報ページでは、各スキー場の新型コロナウイルス(COVID-19)に関する衛生対策なども確認できます。計画の際にご活用ください。
※この記事の情報(価格や時間など)は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。
関連するスキー場
湯沢高原スキー場 新潟県
コース | 8 |
リフト | 7 |
最長滑走距離 | 5,000 m |
最大斜度 | 28 ° |