岐阜県で春スキーをするなら「チャオ御岳スノーリゾート」（営業休止中）

パウダースノーの「チャオ御岳スノーリゾート」でゆったり滑ろう

「チャオ御岳スノーリゾート」は、2,000メートルを超えるロングコースが3本あり、初級者でもパウダースノーの滑りがゆったりと楽しめます。非圧雪エリアは全体の3割程度用意されており、圧雪されたコースとはまた違った滑りを楽しむことが可能です。また、快適に楽しく滑り、思い出に残るような時間を過ごせる様々な工夫がされています。

乗鞍岳を眺めながらの滑走

「チャオ御岳スノーリゾート」は御嶽山の北斜面の麓に位置し、最上部標高は2,190メートル、標高差380メートルと、緩斜面が多い穏やかな裾野をもつスキー場です。全体的に標高が高いため、降り注ぐ雪は良質のパウダースノーが期待できる絶好の立地。ゲレンデ上部からは乗鞍岳や白山などのパノラマが広がり、後ろを見上げればいつでも御嶽山の雄姿を臨めます。

山の北側にあるのでシーズンも長く、ゴールデンウィーク過ぎまで滑ることができるのも嬉しいポイントですね。
岐阜県より西側のスキー場は、ゴールデンウィーク以降まで開いているスキー場が少ないので、春スキーができるスポットとして人気です。

5つのコースは初心者も上級者まで楽しめる

ゲレンデ中央の8人乗りゴンドラリフトを使うと、「イーストコース」「センターコース」「ウエストコース」の3つのロングランに行くことができます。ゴンドラを挟んで左右に1本ずつペアリフトが設置されています。左側は「イーストコース」の下側半分へ、右側リフトはスキー場中心部の「ショートコース」と「パッセージコース」へとつながります。「センターコース」は初・中級者用で「ショートコース」は中・上級者用です。

最大斜度34度の「ウエストコース」は最長コースで2,250メートルあり、レースなどに使われることもあります。積雪時に滑走可能なエキストラコースとしての扱いです。

このようにコースはバラエティに富んでおり、初心者から上級者まで楽しめます。

天気や積雪情報の事前に見ておこう

降雪量は豪雪というほど多くなく、晴れの日も多い「チャオ御岳スノーリゾート」ですが、北側を向いているので雪も解けにくく長い間滑れるスキー場です。
スキー場に行く際は、事前に天気やゲレンデの積雪情報などを確認しておくのがおすすめです。

アクティビティも充実していてワクワクする「チャオ御岳スノーリゾート」

「チャオ御岳スノーリゾート」はスキーやスノボだけでなく、さまざまな「アクティビティ」が可能です。
下記に紹介するほか、センターハウスの目の前には、ムービングベルトのあるキッズパーク、イーストコース下にスノボトレーニング用としてスノーパーク、国際大会で活躍した選手が率いる「チャオ御岳スノーリゾート」名物のスノースクールなどもあります。

アイスクライミングを体験しよう

「チャオ御岳スノーリゾート」では、約11メートルの氷の壁を登る「アイスクライミング」の体験（有料）ができます。通常のクライミングとは一味も二味も異なる貴重な体験ができるため、幅広い客層に人気です。初めての方は体験会もあります。もちろん道具のレンタルが可能です。雪があり、氷の壁が作れる間は休みなく営業しており、12月下旬から3月上旬くらいまでが予定されています。

スノーシュをつけてトレッキング体験

週末にはプロのガイドによる案内で、雪の上を歩くための「スノーシュ」をつけてのトレッキング体験ツアーをしています。御岳山の自然を北アルプスの大パノラマとともに一緒に楽しみましょう。スキーやスノボとは違う速度で、静かに神秘的な光景を楽しめる体験です。軽食やホットドリンク、用具レンタル料金を含めた参加費が必要になります。

8人乗りのゴンドラが楽しめる

「チャオ御岳スノーリゾート」のトレードマークである8人乗りゴンドラは「フライングチャオ」と呼ばれ、このゴンドラでスピーディにスキー場の頂上へ向かいます。ゴンドラを降りた先では、標高2,190メートルから滑り降りながら、北アルプスの大パノラマが眺望できます。

遊び疲れたらレストランで一息つこう

「チャオ御岳スノーリゾート」の麓には「センターハウス」があり、レストラン・カフェ・売店などが併設されています。

レストラングランデとカフェ カリーノ

このセンターハウスの2Fには大きく綺麗な「レストラングランデ」があり、大きな窓から美しいゲレンデを見渡しながら、ゆったりと食事が楽しめます。
地元特産の飛騨牛を使ったカレーや滋味あふれる特産メニューがそろい、ボリュームもあり、スキーで使ったエネルギーをおいしく補充できます。生姜豆乳ラーメンや下呂ぶなしめじカレーうどん、味噌カツ丼などがおすすめです。

1Fの「カフェカリーノ」ではデニッシュや香り高いクロワッサンなどのパン類を中心に、サラダやスクランブルエッグなどのセットメニューが用意されています。洋菓子などもあるので、コーヒーと一緒に楽しむのもおすすめです。

「チャオ御岳スノーリゾート」に行くには？

車と公共機関を使った場合の、それぞれのアクセス方法をご案内します。

車を利用する場合

東京方面からは約4時間15分、中央自動車道の伊那ICで下りた後、約72キロメートルで「チャオ御岳スノーリゾート」に到着します。

関西・名古屋方面からは中央自動車道の中津川ICから約105キロメートルです。大阪方面からは約4時間40分、名古屋からは約3時間ほどの道のりです。

高山方面からは国道361号を目指し、そこから直進で「チャオ御岳スノーリゾート」まで約55キロメートル、約1時間10分ほどです。駐車場は数カ所に分かれており、合計1,500台分ほどの無料駐車場があります。

公共機関を利用する場合

観光バスを利用して、関西発、名古屋発などでツアーがあります。

電車を利用する場合は高山駅へ向かいましょう。高山駅から「チャオ御岳スノーリゾート」へ直通の無料シャトルバスを利用できますが、必ず前もって予約をしておきましょう。バスで約1時間30分で「チャオ御岳スノーリゾート」に到着します。

「チャオ御岳スノーリゾート」に泊まりでスキーを楽しむなら

「チャオ御岳スノーリゾート」で宿泊してスキーを楽しむ時に、便利な宿泊施設をご紹介します。1軒目はゲレンデ内にあるロッジで、もう一方はスキーの疲れを癒せる温泉付きの旅館です。

ゲレンデから徒歩0分の「ロッジチャオ」

「ロッジチャオ」は、センターハウスに隣接したゲレンデ内にあり、交通手段の心配もなく、安心してスキーを楽しめます。目の前にはゲレンデと御岳山が見えます。

1室4名までの洋室で、素泊まりも可能です。談話室もあり、スキー後にゆったりとくつろげます。Wi-Fi完備です。

ロッジチャオ
住所：岐阜県高山市高根町日和田1739-1

スキー場まで送迎あり！「旅館御岳」

「旅館御岳」は標高1,800メートルの天空の秘湯と言われています。降るような星空と、源泉100％かけ流しの「濁河（にごりご）温泉」を楽しめます。大浴場は大きな窓から四季折々の風景が楽しめ、露天風呂では大自然のなかでスキーの疲れを癒せます。お部屋は純和室と洋室があり、静かでくつろげる雰囲気です。お料理は飛騨特産の牛肉をはじめとした地元産の会席料理で、おいしい地酒もそろっています。

旅館御岳
住所：岐阜県下呂市小坂町落合唐谷2376-1

アイスクライミングやスノーシュもできる！春先まで楽しめる「チャオ御岳スノーリゾート」

「チャオ御岳スノーリゾート」には、スキーやスノボを楽しむほかにもさまざまなアクティビティがあるので楽しい思い出がつくれます。緩斜面が多いので家族連れにもぴったりです。また、1月を過ぎるとコブやウエーブゾーンが増える場所があるので、上級者も一層楽しめるスキー場となります。ぜひ「チャオ御岳スノーリゾート」でウィンタースポーツを満喫してみてはいかがでしょうか？

チャオ御岳スノーリゾートの詳細情報はこちら

※スキー場の営業休止情報は2021年2月5日時点のものです。
※この記事の情報（価格や時間など）は掲載当時のものであり、また、予告なしに変更することがあります。ご旅行の前に公式サイト等でご確認ください。